
ロンドン証券取引所グループの「DealWatch」が主催する「DEALWATCH AWARDS 2023(ディールウォッチ・アワード 2023)」で、ソフトバンクが「Innovative Equity Deal of the Year」を受賞しました。
5月22日、授賞式がホテルオークラ東京(東京都港区)で行われ、ソフトバンク株式会社 執行役員 財務統括 財務戦略本部 本部長の秋山修が出席。記念トロフィーが授与されました。
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写真左から、 秋山修、リフィニティブ・ジャパン株式会社「DealWatch」編集長 米田浩子氏
ソフトバンクの「第1回社債型種類株式」が新たな資本調達の選択肢を示した国内初案件として評価
「DEALWATCH AWARDS」は、日本の資本市場において債券や株式を発行した優秀な発行体、海外でオファリング(株式を市場に売り出すこと)を行った発行体および案件を運営した引受証券会社をたたえる賞で、発行市場における適正なプライシング、流通市場に移行した後の価格形成、資本市場の発展への貢献や創意工夫などを考慮し選定されています。
2023年度は、「総合」「社債」「地方債」「クロスボーダー債」「サステナブル・ファイナンス」「株式」の計 6 部門で構成されており、ソフトバンクは、2023年11月に発行した「第1回社債型種類株式」に係る取り組みが高く評価され、株式部門で「Innovative Equity Deal of the Year」を受賞しました。
授賞理由についてDealWatchは、「議決権の希薄化が生じない債券の側面と自己資本の充実に寄与する株式としての側面を兼ね備えた国内初案件。株主に配慮しながら市場の変動局面でも大規模な調達が可能で、安定した固定配当も備える商品性により新たな資本調達の選択肢を示した」と評価しました。

秋山は、「国内初案件ということで、ステークホルダーの皆さまに本件の目的や商品特性を正確にお伝えすることがとても重要でした。開示資料やディールプロセスなど全てをゼロから作り上げる必要があり、苦労もありましたが、多くの投資家さまからご賛同を頂きました。本件が良い先行事例となり、日本の資本市場がますます活性化していくことを期待しております」と受賞の喜びを述べました。
ソフトバンクは今後も、さまざまな資金調達を組み合わせて資本を充実させ、財務基盤を強化していきます。
(掲載日:2024年5月31日)
文:ソフトバンクニュース編集部





