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【センチ波】~1分で分かるキーワード #307

【センチ波】~1分で分かるキーワード #307

Sub6とミリ波の中間、周波数6〜15GHz帯に位置する高周波の電波の総称

高速性と扱いやすさを両立する周波数帯

スマートフォンなどのモバイル通信は、電波の “通りやすさ” や “データを運べる量” を決める周波数帯によって性能が大きく左右されます。
周波数が低いほど電波は遠くまで届き、周波数が高いほど大量のデータを高速に運べます。つまり、通信事業者がどの周波数帯を使うかは、通信速度、つながりやすさ、エリア設計に直結する重要な要素です。

その中の一つ、センチメートル波(センチ波)は、波長が約2〜5センチメートル、周波数が6〜15GHz帯に位置する電波の通称です。さらに高い周波数帯のミリ波に比べて障害物に強く、Sub6とほぼ同等に扱うことができるという特性があります。現在は、衛星通信やレーダー、中継放送、無線LANなど幅広い用途で利用されているほか、近年は一部の帯域が5G通信で利用予定となっており、通信分野への活用に注目が高まっています。

5Gや商用化に向けて検討が進む次世代通信6Gでの活用が見込まれる周波数帯の中で、センチ波はSub6とミリ波をつなぐ中間的な領域として位置づけられます。

センチ波

さらに6G以降では、このミリ波の先にある テラヘルツ波(THz帯) の活用も検討が進められています。超広帯域で桁違いの情報量を扱える可能性があり、センチ波とともに次世代通信を支える候補となっています。その中でセンチ波は、「Sub6に近い広範囲に届き、ミリ波に近い広帯域が利用可能」という特性から、高速性と扱いやすさを両立できる帯域 として将来の活用が期待されています。

ソフトバンクは、次世代通信に向けた研究開発の一環として、センチ波の帯域のうち7GHz帯を用いた屋外実証実験を国内で実施するなど、6G時代のネットワーク構築に向けた新たな周波数の研究開発に取り組んでいます。

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(掲載日:2025年12月11日)
文:ソフトバンクニュース編集部