100GHz（ギガヘルツ）から10THz（テラヘルツ）の周波数の電磁波のこと
電波と光（光波）それぞれの特徴を併せ持つ電磁波
周波数が1THz（テラヘルツ）前後の電磁波であり、一般的には100GHz（ギガヘルツ）から10THzまでの電磁波を指します。電波と光（光波）の中間の周波数帯であるテラヘルツ波は、電波の透過性と光の直進性を併せ持つのが大きな特徴です。
通信で利用される電波は、歴史的に周波数が低い順に技術が発展してきました。今後、研究開発が本格化するBeyond 5G／6Gでは、広い周波数帯域が未使用のまま残っているテラヘルツ波の活用が見込まれており、すでにITU-R（国際電気通信連合 無線通信部門）やIEEE（米国電気電子学会）などではテラヘルツ波のチャンネル割り当てに関する検討が進められています。通信事業者であるソフトバンクは、テラヘルツ波の実用化に向けた研究開発を進めています。
テラヘルツ波 の関連情報
（掲載日：2023年10月23日）
文：ソフトバンクニュース編集部
