
2026年4月1日、2026年度ソフトバンクグループ合同入社セレモニーとソフトバンク株式会社入社式が東京ビッグサイトで行われました。ソフトバンクグループ代表 孫正義や、ソフトバンク株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮川潤一から新入社員への祝辞が贈られ、新入社員が決意表明をしました。
目次
約950名の新入社員が集結。ソフトバンクグループ合同入社セレモニー開催
ソフトバンクグループ株式会社、ソフトバンク株式会社、LINEヤフー株式会社をはじめとしたグループの新入社員、合計約950名が参加。大きな志を胸に社会人への一歩を踏み出しました。
ソフトバンクグループの一員として、ASI時代の知性を社会に広げていく
グループ各社を代表し、ソフトバンクグループ株式会社、ソフトバンク株式会社、LINEヤフー株式会社の代表者が3名の新入社員が登壇。「ASI(人工超知能)時代」に向けた力強い決意表明を行いました。

新入社員代表は、人類の歴史において技術が社会構造の前提を更新する局面に立っていることに触れ、AIの知能が社会の隅々へと増殖し始めている現状について述べました。仕事や意思決定、価値創造の仕組みといった、かつて当然とされてきた構造が今まさに再定義されているとし、ソフトバンクグループの一員として、進化させた知性を社会の基盤へと組み込み、進化と増殖という理念の下でASI時代の知性を社会に広げていくという決意を語り、「ASI時代における進化と増殖の先頭に立ち、未来の当たり前を作る覚悟で挑む。技術の恩恵を社会にとって当たり前の幸せにしていく」と宣言しました。
孫正義 ソフトバンクグループ代表「AI革命の同志として、思いを共有して実現させてほしい」
新入社員に向けて、孫代表から祝辞が贈られました。
「4月1日の入社式は、自分の人生の中でも非常に重要な日。志を共にする『同志』である皆さんと、創業以来追い求めてきた情報革命の、特に重要な節目だと感じています」と冒頭の挨拶を述べました。

現在進行している技術革命について触れ、「今までであれば専門チームが2~3年かけて作っていたゲームも、これからはたった1行指示を記載するだけでAIエージェントが自ら分析・理解し、継続的に改善していくようになります。そのカギはデータセンターのチップの集積であるコンピュート(計算基盤)であり、強化学習と長期記憶という発明によってAIは進化し続けます。極めて速いスピードで、技術的な革命が今まさに起きているのです」と語りました。
また、歴史的な視点から富の源泉の変遷についても語りました。「20万年の人類の歴史の中で、農業革命は土地と農民の数に、産業革命は工場への設備投資に比例して富が生まれました。そして今、情報革命の根幹である『AI革命』が起きています。この革命においては、おそらく世界でたった10社ほどが世界経済の中心的な役割を担うようになるでしょう。ソフトバンクグループはそのうちの1社でありたいと考えています」と展望を明かしました。

また、ソフトバンクについて、「もし通信の会社だと思っているとしたら、それは大きな錯覚です。姿形は変わっても、われわれの本質はスーパーインテリジェンスによる革命の会社です」と強調。米オハイオ州で世界最大級となる10GW規模のデータセンターと発電所の鍬入れ式を実施したことや、アームが発表したチップ「Arm AGI CPU」、ロボティクス企業やOpenAIへの投資についても言及しました。
最後に、「次の30年、われわれはAI革命の中心となることを目指します。願わくは、一番になりたい。皆さんこそがこの志を引き継ぎ、AI革命の同志として、思いを共有して実現させてほしい」と新入社員にエールを送り、締めくくりました。

王貞治 福岡ソフトバンクホークス会長「『自分が会社を動かす』という主体性を期待を期待」
福岡ソフトバンクホークス株式会社の王会長からも祝辞が贈られました。
「ソフトバンクグループに入社した皆さん、本当におめでとうございます。世界一を目指すソフトバンクのスピリットに共感して入社された皆さんを、大歓迎いたします。 今の変化の早い時代、会社が求めているのは若い皆さんの柔軟な頭脳とチャレンジ精神です。若いうちこそ失敗を恐れず挑戦し、そこから新たなものを身につけるチャンスにしてほしいと思います。会社に動かされるのではなく『自分が会社を動かすんだ』という強い主体性を期待しています。ソフトバンクの前向きな姿勢は、皆さんにとっても大変やりがいのある環境のはずです。 今年も日本一を目指してがんばりますので、共に目標を達成するという思いで突き進んでいきましょう。 遠慮は要りません。先輩を困らせるくらいの意気込みを持って、一緒にがんばりましょう」
「AI革命の当事者」として世界を変える先駆者に。ソフトバンク株式会社の入社式を開催
続いてソフトバンク株式会社の入社式が開催されました。ソフトバンクの新入社員498人が出席し、代表して4名が入社に向けた思いや志を表明をした他、宮川がソフトバンクの目指す姿について語り、新入社員へ祝辞を贈りました。

「誰も孤独にしない情報通信技術の構築」など、それぞれの志を表明

新入社員を代表して4名が登壇し、引き締まった表情でソフトバンク 宮川社長から入社証書を受け取りました。その後、それぞれ大学時代に取り組んだことや培った経験を述べ、将来への志を表明。「誰も孤独にしない情報通信技術の構築」や「ITとビジネスの力で、大規模かつ持続可能な社会課題の解決」、「構造的課題に挑み、企業価値の向上とより豊かな社会の実現」、「自由で公平な共生社会の創出」などのビジョンを、ソフトバンクで実現すると力強く語りました。最後に「この思いを胸に刻み、世界を変える先駆者として日々の業務に邁進します」と決意を新たに宣言しました。
宮川潤一 ソフトバンク社長「『AI革命の当事者』としてアンテナを張り、共に挑戦を」

宮川社長は、「ここに来るまでに赤い車を何台見たか、正確に覚えている人はいますか」と問いかけ、特定のモノや色、言葉を意識することで、関連する情報が目に留まるようになる心理現象を紹介。「興味を持って意識するとたくさんのチャンスに巡り合うことができる一方で、意識しなければチャンスを逃すことになります。」と述べ、情報が溢れかえる時代において主体的に意識を持つことの重要性を強調しました。その上で、「われわれはAI革命の最前線を走る企業です」とし、新入社員に対して「今日から『AI革命の当事者』というアンテナを立ててほしい」と呼びかけました。

「われわれは、『全ての人が幸福にAIと共存できる世界』を目指しています。AIは人々を豊かにするための道具であり、その社会実装に向けてAIデータセンターの建設やAI-RANの構築、『クリスタル・インテリジェンス(Crystal intelligence)』の開発を進めています。また、AIの処理に不可欠なエネルギー分野においても、エネルギー不安のない世界の実現を目指して、次世代太陽電池やエネルギーマネジメントシステムなどの開発を進めています。。さらに、地球上のどこでもつながる世界の実現に向けて、地上の基地局だけでなく、空飛ぶ基地局であるHAPSなどによる非地上系ネットワーク網の整備にも挑戦しています。AI時代に必要なものは、なければ自らつくるという考えで、取り組みを多角化しています」
最後に、冒頭の「赤い車」の話に再び言及し、「皆さんがこれから働く上で、さまざまな疑問を感じるはずです。その違和感こそ、挑戦の種です。ぜひ、その直感を信じて声を上げてください。皆さんの挑戦がソフトバンクの進化となり、これからのAI時代を創っていきます。常にアンテナを研ぎ澄まし、『AI革命の当事者』として共に挑戦していきましょう」と、新入社員の主体的な挑戦に強い期待を寄せました。

(掲載日:2026年4月3日)
文:ソフトバンクニュース編集部




