ドイツの老舗カメラメーカーであるライカが監修したスマホ「Leitz Phone 2(ライツフォン・ツー)」が発表され、11月18日からソフトバンクが独占販売します。カメラやデザインをはじめ、ライカの世界観が凝縮された新機種の発表会の様子を取材してきました。
デザインと品質どちらも妥協しない、ライカらしさが詰まった「LEITZ PHONE 2」を体験
「タッチ&トライコーナー」にて、早速「Leitz Phone 2」の特長や魅力を体験してきました。手に取った感想、本体の外観やデザインを中心に紹介していきます。本記事に掲載している写真は、実際にLeitz Phone 2のカメラで撮影してみました。まるで一眼レフのカメラで撮影したかのような写真の仕上がりにも注目してみてくださいね。
まずは、デザイン。ライカの特長である本当に必要な要素だけを取り入れ、デザインと品質のどちらも妥協しないハイレベルなものづくりをスマホにも継承した「Leitz Phone 2」。文字通り、実際に手にとってみても無駄のない洗練されたデザインで、専用のマグネット式レンズキャップが同梱されているなど随所でライカのこだわりを感じる1台です。
本体は、シルバーのフレームで囲った特徴的なデザインで、側面にはライカのローレット加工が施されています。凹凸があるため、持った印象は、安定して持ちやすい! 写真を撮影する際もしっかりホールドしながらシャッターを切れそうです。
背面には、光沢のあるガラスパネルを使用し、シンプルな中にも高級感があります。そして最大の特長であるカメラは、前機種よりもさらにパワーアップ。約4,720万画素の大型1インチセンサーを搭載し、これにより高画質と自然な色表現で見たままの世界を写真に収めることができるとのこと。また、今回から追加になったライカのレンズと同じような撮影ができる「Leitz Looks」のモードを使って会場内の写真を撮ってみましたが、ぼけ感がいい感じに被写体を引き立ててくれ、スマホで撮った写真とは思えないほどのキレイさに驚きました。
本体背面のカラーは、前機種「Leitz Phone 1」はマットブラックでしたが、今回の「Leitz Phone 2」ではホワイトになりました。この「ライカホワイト」は、「ライカM8」の特別限定カラーの「ホワイトエディション」からインスパイアされたそうで、開発担当者の方はこの色味を再現するのにとても苦労したそうです。ライカの技術やデザインが詰まった「Leitz Phone 2」は、ライカ愛好家だけでなく、スマホで写真を撮るのが好きな人にも楽しんでいただける製品だと思います。
100年以上継承されてきたライカの世界観、技術が凝縮された1台
体験会では、「Leitz Phone 2」の特長や新機能についての説明が行われ、ライカカメラジャパン株式会社の岩佐浩営業統括部長が、「Leitz Phone 2」のコンセプトやライカの歴史や伝統などについて説明しました。
「ライカは100年以上にわたり卓越した描写性能を追求、カメラで撮る写真の世界と、スマホの世界の良いところを組み合わせ、あらゆるシーンで、妥協のないライカクオリティの写真を撮影することができます」と、ライカのカメラとスマホの融合を楽しんでほしいと期待を込めました。
次に、ソフトバンク株式会社 パートナービジネス統括部 統括部長の廣川耕一郎が、「Leitz Phone 2」の製品概要について説明しました。
今回最大の推しとも言える「Leitz Looks」には、ライカを象徴するライカMレンズにインスパイアされて再現されているそうで、「Leitz Phone 2」では、新たに3つの機能が追加になっており、シーンに合わせて画角やレンズの特長であるぼけ感を演出してくれるそう。さらに、圧倒的な集光能力を持つ最新の約4,720万画素の大型1インチイメージセンサーが搭載され、歪曲収差を抑えた非球面レンズのズミクロンレンズの採用、また、動く被写体に素早くピントを合わせるOcta PD-AF方式にも対応しているそうです。
「今回の『Leitz Phone 2』は、『Leitz Phone 1』よりもさらなる進化を遂げています。カメラ機能をはじめ、ぜひお手に取って体験いただきたい」
「Leitz Phone 2」は、ソフトバンクから独占で発売します。また、全国約850店舗のソフトバンクショップおよび量販店でデモ機を体験できるそうなので、取扱店舗を事前に確認してからお店に行くようにしましょう。取扱店舗はこちらをご覧ください。
「LEITZ PHONE 2」の新機能を徹底解説
新しい機能や前機種「Leitz Phone 1」から進化したところなど、製品担当者が推したい便利機能を紹介してもらいました。
写真家・安珠さんも絶賛! 奇跡の「レンズエフェクト」
説明会にVTRで登場した写真家の安珠さん。「ライカM」レンズを再現し、その場の空気感を届けるキレや透明感、ぼけの甘い効果がワンタッチでできる奇跡のレンズエフェクト「Leitz Looks」がスマホ1つで体験できることに、ライカのカメラを初めて手にしたときと同じくらいの高揚感を覚えたと語っていました。動画は下記よりご覧ください。
安珠さんによる「LEITZ PHONE 2」で撮られた作品を紹介
(掲載日:2022年11月15日)
文:ソフトバンクニュース編集部