

コンピュータの内部時計が2038年1月19日(日本時間では1月20日)に誤作動を起こす可能性のこと
予約システムや銀行の取引、交通の制御などへの影響も
コンピューターの内部時計が2038年1月19日(日本時間では1月20日)に誤った時刻処理を行う可能性があることから、「2038年問題」として注目されています。多くのシステムでは「1970年1月1日からの経過秒数」で時間をカウントし、それを「32ビット」という決まったデータ単位で記録しています。この方式では約21億(およそ68年分)までしか数えられず、1970年から数えて2038年1月19日には上限に達してしまい、その先の時間を正しく表示できなくなる恐れがあります。
もしこの問題が起きると、時刻の計算が狂い、予約システムや銀行取引、交通の制御など、さまざまなサービスやシステムで誤った動作をする可能性があります。2000年代から2010年代前半に作られた古いソフトウエアを使うスマート家電やネットワーク機器などでも日付の誤表示やエラーが発生するなど、家庭への影響も懸念されます。
すでに多くの新しいシステムでは、より大きなデータ単位となる「64ビット」方式に移行しており、パソコンやスマートフォンでは2010年代には一般化。家電機器でも2010年代後半から対応が広がっています。新しい製品では対策されていますが、古い機器やプログラムを安全に使い続けるには、メーカーの公式サイトで情報を確認したり、機器の買い替えが必要です。
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(掲載日:2025年12月18日)
文:ソフトバンクニュース編集部




