今月も「チャリティスマイル」「チャリティホワイト」の寄付先団体より、活動レポートが届きました♪
アフターケア相談所「ゆずりは」では、児童養護施設を退所した子どもたちへの就労支援活動として、手作りのジャムを、地元のお祭りで販売したそうですよ。おいしそうですね!
そして、東北の被災地で活動しているのは、「みなみそうまラーニングセンター」の皆さん。発達障がい・不登校など、生活や学習の課題を抱える子どもとそのご家族を支援するため、地域の親子に寄り添いながら日々運営している様子が伝わってきました!
チャリティスマイル:
頼れる家族がいない子どもたちの自立を支援!
働く喜びを感じてほしい。「ゆずりは」の就労支援
社会福祉法人 子供の家 アフターケア相談所「ゆずりは」
東京都国分寺市にある、アフターケア相談所「ゆずりは」は、児童養護施設や里親を巣立った子どもたちの相談所として、2011年4月に開設されました。2013年より東京都の地域生活支援事業(退所者児童等アフターケア事業)を受託し、事業を行っています。
退所児童への支援を一層充実しようとすればするほど、行政からの補助金だけではなかなか運営が立ち行かない中、チャリティスマイルからのご寄付や、個人、団体、企業、さまざまな方々からご支援をいただきながら、気が付けば開所6年目を迎えました。
今回は、「ゆずりは工房」の就労支援についてご紹介します。
「『働くこと』は生きるための大切な支えになる」ということを、「働けない苦しみ」を抱えた相談者の方々から気づかせてもらいました。そこで、「ゆずりは工房」では、就労支援として、ジャム作りと販売を行っています。
支援を通じて、安心して失敗できる、何度でも繰り返しできる、自分の得意なことを伸ばす、苦手なことも挑戦するなど、就労に困難を抱えた方が、今自分ができる働き方を見いだし、「働く喜び」を感じられるようになってもらいたいと考えています。
11月5日には、地元国分寺市の「国分寺まつり」に出店して「ゆずりは工房」の商品を販売し、多くの皆さんに活動を知ってもらうことができました。
退所児童の支援には、多様でありつつ、幾重にも織り成すような丈夫で弾力のある信頼関係(相談者と支援者、支援者間)が必要です。
一人ではできない。一団体ではできない。
こだわりや理念を大事にしながら、柔軟に誠実にやっていきます。
支えてくださる皆さま、いつもありがとうございます。
社会福祉法人 子供の家 アフターケア相談所「ゆずりは」
チャリティホワイト:被災地の子どもたちを支援!
心の支えになる「人」と「場所」であること
NPO法人 トイボックス
「みなみそうまラーニングセンター」では、定期的に保護者会を開催しています。
保護者の方から「センターでは幅広い年齢の子どもたちと過ごすことが出来るため、自然とお姉さんになるんですよ。」というお話をいただきました。年が下の子が年上の子からさまざまなことを学べている、とスタッフも日々実感していますが、保護者の皆さんも同じように感じてくださっているようでうれしく感じました。
また、「子育ての悩みや不安を抱えている方は、少なくない。もっとこういう場所があることを発信してほしいし、親としても発信していきたい」という声も。
震災から5年が経過した今でも、まだ支援を必要としている方が多いのが現状です。苦しい時、相談できる「人」や「場所」が一つでもあれば、心の支えになることを、スタッフとしても感じます。「みなみそうまラーニングセンター」という場所で、つなげていきたいです。
さて、これからますます寒さが厳しくなっていきますが、当センターでは楽しいイベントが待っています。毎年12月にクリスマス会を開催しており、今年度のイベント計画も始まりました。子どもたちと昼食を作り、一緒に楽しめる企画をみんなで考えています。
特別な日も、日常での子どもたちの笑顔も、どちらも大切に思いながら日々を過ごしていきたいです。
NPO法人 トイボックス
チャリティスマイル/チャリティホワイトとは
ソフトバンクでは、CSR(企業の社会的責任)活動の一環として、さまざまな募金活動に取り組んでいます。「チャリティスマイル」「チャリティホワイト」では、お客さまから毎月10円の寄付をいただき、それと同額をソフトバンクが拠出して、1カ月当たり20円を社会貢献活動の支援に役立てます。それぞれの支援対象は下記の通りです。
チャリティスマイル
全国の頼れる家族がいない子どもや虐待などで居場所を失った子どもたちの自活支援
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大規模災害発生時には、寄付金は被災地支援に充てられます。
チャリティホワイト
東日本大震災での被災地の子どもたちへの継続的な支援
(掲載日:2016年12月15日)
文・撮影:社会福祉法人 子供の家、NPO法人 トイボックス