「動くガンダム、行きまーーーーーす!」
その場に居合わせた人たちは、口をそろえてこう言いました。
「スゴイ……」
「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」が、横浜の山下ふ頭にて12月19日から22年3月までの期間限定でオープン予定。ソフトバンクは、5Gパートナーとして、会場の一部エリアに5Gのネットワーク環境を構築し、5Gが体感できるコンテンツを提供します。
ガンダムファンの夢が詰まった空間を一足先に体験してきました!
夢を現実にする「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」
「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の一環として、2014年から企画がスタート。全高18mの実物大「動くガンダム」の展示や、まるでガンダムのコクピットに乗り込んだかのようなVRシミュレーションなどを体験できます。
その日は晴天、まさにガンダム日和(?)。
山下ふ頭を歩いていると、建物から飛び出している精悍な顔が見えてきました。
心を躍らせながら、エントランスに到着。
中に入ると、2014年の企画から設計、製作までどのようなプロセスを経たのかがわかる、当時からの写真が飾られていました。プロジェクトメンバーたちの熱く、強い想いが伝わり、期待をあおります。
あえて言おう、圧巻であると!!
広場に出ると、早速「動くガンダム」に遭遇。
この「動くガンダム」は、全高18m・重量25t・関節自由度24カ所(ハンド除く)で、型式番号は「RX-78F00」。一年戦争後に発見されたモビルスーツ「RX-78タイプ」のパーツを元に、地球連邦軍関連施設「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」で再構成された設定とのこと。
続いて、15~18mの高さから「動くガンダム」の頭部やボディを間近で見ることができる、特別観覧デッキ「GUNDAM-DOCK TOWER」に登ってみました。
見せてもらおうか。連邦軍のモビルスーツの性能とやらを
ついに、「動くガンダム」が動き出す瞬間が。
この感動は、言葉に言い表せません。
ただただ、スゴイ……。
そのとき、君にガンダムに乗る決意をさせたものはなんだ
次に体験したのは、「ACADEMY」内にある「GUNDAM Pilot View of SoftBank 5G EXPERIENCE」。
VRドームのフットセンサー上で操作を行うことで、「動くガンダム」とリアルタイムで視界が共有され、ガンダムのコクピットに乗り込んだかのように横浜の街を一望できる臨場感あふれる体験ができるとのこと。
VRドーム体験の様子は動画をご覧ください。
少しネタバレですが、「ズゴック」も登場
ズゴックとは、「機動戦士ガンダム」に出てくる、敵側勢力ジオン公国軍のモビルスーツ
この体験を実現するために5G化されたのは、この「ACADEMY」と「GUNDAM-DOCK」内のエリア。5Gによる高速大容量通信で、「動くガンダム」のコクピット部分に設置された360度カメラから伝送された4KVR映像を、離れた場所にあるVRドームでリアルタイムに表示させます。
- ※
4G/LTEの設備と合わせたハイブリッドタイプの5G
「ポイントは、『スペースと排熱』です。4KVR映像の伝送を行うには、通常は大きいエンコーダ(映像を動画にデータ化するもの)が必要になります。ただ、今回はコクピット内という限られたスペースに入る小さいエンコーダを使用し、夏場の気温でも耐えうる排熱機能を施しました。もちろん、防水機能も考慮していますよ。5Gの通信速度・安定性によって、ミノフスキー粒子に阻害されないクリアな5G通信をお届けします!」
技術を担当した、ソフトバンクの5G & IoTソリューション本部 課長 堀川さん
会場に行かなくても楽しめるコンテンツは「5G LAB」で
本イベントの開催に先立ち、「VR SQUARE」で「実物大『動くガンダム』パイロット視点VR」を、「AR SQUARE」で「伊織もえ ガンダムコスプレAR」を配信中。また、12月19日から、「AR SQUARE」では「実物大『動くガンダム』AR」を、「VR SQUARE」では「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA バーチャルツアーwith 伊織もえ」を配信予定です。
※配信は終了しました
他にも、オリジナルメニューや横浜のご当地メニューを楽しめるカフェ、オリジナルガンプラや横浜市の企業コラボ商品などの商品を買えるショップもありました。
(掲載日:2020年12月8日)
文:ソフトバンクニュース編集部