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ウィズコロナ時代を生きるミュージシャンのためのオーディション「Go To STARDOM」グランプリが決定!

ウィズコロナ時代を生きるミュージシャンのためのオーディション「Go To STARDOM」グランプリが決定!

2021年3月31日、ウィズコロナ時代を生きるミュージシャンを支援するオーディションイベント「Go To STARDOM」決勝大会が、横浜市にあるライブハウス「1000CLUB powered by 5G LAB」で行われました。予選、準決勝を VR 映像視聴数と事務局審査で勝ち抜いたアーティスト 5組が渾身のパフォーマンスを披露。大手音楽レーベルの審査員により、メジャーデビューの権利を獲得したグランプリが決定しました。

400組から勝ち残った5組による渾身のステージ。VR映像の表現力も評価ポイントに

「Go To STARDOM」は、新型コロナによって苦しい状況にあるライブハウスを支援するとともに、才能あるアーティストの発掘や活動機会の拡大を目指して、ソフトバンクとライブハウスの映像配信プラットフォーム「サブスクLIVE」(運営:discberry.com/LD&K)が共催するオーディションイベントです。

2020年11月にエントリーを開始し、一般エントリーやライブハウスの推薦を得て、全国から約400組のアーティストが応募。事前審査を通過した61組の中から、今年2月に行われた予選ラウンド、同3月に行われた準決勝を、 VR映像視聴数と事務局審査でみごと勝ち抜いたアーティスト5組がライブハウス「1000CLUB powered by 5G LAB」での決勝大会に臨みました。

400組から勝ち残った5組による渾身のステージ。VR映像の表現力も評価ポイントに

参加アーティストのみなさん。上段左から、AMARI、VOG、シンダサカナノメ。下段左から、松山あおい、メイ。(敬称略)

「1000CLUB powered by 5G LAB」

横浜の繁華街の一角にある「1000CLUB powered by 5G LAB」は、VR収録・配信設備を備えライブのオンライン配信ができるライブハウス。コロナ禍でも“ライブを届ける”ための設備であるVR映像撮影・配信設備が常設され、決勝大会の模様はVRライブ配信プラットフォーム「VR SQUARE」と「サブスク LIVE」を通じて全国に配信された。

「1000CLUB powered by 5G LAB」

「1000CLUB powered by 5G LAB」

メジャーデビューをかけたオーディション最終審査がスタート

メジャーデビューをかけたオーディション最終審査がスタート

写真左から、アシスタントMCのほのかさん、メインMCの西川貴教さん

「Go To STARDOM」の審査は、音楽やパフォーマンスのクオリティに加えてVR映像も審査対象となるため、アーティストにはリアルとバーチャルを融合した新たな映像表現が求められます。

MCの西川さんが、「本来であればこの会場にはたくさんのファンの方に集まっていただき、ファイナルが選ばれる瞬間を一緒に体験したかったのですが、そういうことができない状況の中で、全力のパフォーマンスを映像を通して届けていこうというもの。コロナ禍で、新しい形で新しいスターを生み出す画期的なスタイルです」とオーディションについて紹介しました。

メジャーデビューをかけたオーディション最終審査がスタート

オンラインミーティングで事前に行われたくじ引きにより決定した順番で、ファイナリストたちは、会場にいる審査員、そしてインターネットの向こうで応援してくれているファンや支援者に向けて、音楽への思いや日頃の応援への感謝を込めて、優勝を勝ち取るべく渾身のパフォーマンスを披露しました。

シンダサカナノメ「最中」(金沢AZ)

シンダサカナノメ「最中」(金沢AZ)

VOG「Drama」(滋賀U☆STONE)

VOG「Drama」(滋賀U☆STONE)

松山あおい「あおい中毒×絶対限界宣言」(Bar黒月)

松山あおい「あおい中毒×絶対限界宣言」(Bar黒月)

メイ。「エンドロール」(Bar黒月)

メイ。「エンドロール」(Bar黒月)

AMARI「Tokyo night town」(新宿LOFT)

AMARI「Tokyo night town」(新宿LOFT)

グランプリに輝いたのは……AMARIさん!

グランプリに輝いたのは……AMARIさん!

演奏終了後約10分間の審査会議が行われ、グランプリに選ばれたのは、AMARIさん。審査員全員一致で選出され、メジャーデビューの権利と活動資金として賞金100万円が贈られました。
準グランプリにはメイ。さん、審査員特別賞にはシンダサカナノメが選ばれました。

ソフトバンク コンシューマ事業統括 プロダクト&マーケティング統括 サービス企画本部 副本部長の原田は、「素晴らしい歌を聴かせていただきました。将来ある皆さんがここから大きな世界に羽ばたいていっていただければと思います」とこれからの活動を激励。

MCの西川さんは「まさにここから新たなスターが生まれてくるんだなと感じたし、ぜひそうなってもらいたい。また、もしこの大会が続くのであれば、ここを目指して皆がやってくる目標になる」と締めくくりました。

「ライブができなくてもライブを届けられる。こんな新しいカタチもあるよ」と伝えたい

見事グランプリに輝いたAMARIさん。4歳からピアノを始め、音大では金管楽器のユーフォニアムを専攻。プロの管楽器奏者として活動を行う傍ら3年ほど前にシンガソングライターとしても活動をスタートし、メジャーデビューを目指してきたそうです。受賞の気持ちと今後の抱負を聞いてみました。

「ライブができなくてもライブを届けられる。こんな新しいカタチもあるよ」と伝えたい

グランプリに選ばれて、いまどんなお気持ちですか?

ファンの方が「Go To STARDOM」の存在を教えてくれて、コロナ禍でライブが出来ない中で、少しでもライブが届けられるようになるのかなと思って参加しました。うれしい気持ちと、応援してくれた家族、ファンの方、友人みんなへの感謝の気持ちでいっぱいです。

新型コロナの前と後で活動は変わりましたか?

変わりましたね。特にライブ関係は厳しい目で見られていたと思うので、たくさん予定していたライブが全部中止になってしまいました。

ライブができるようになってからも、会場のキャパの半分の人数しか入れられなくて。私はいつもバンドのサポートをつけているわけではなく、一人で弾き語りのライブをすることが多いのですが、一人だと30人規模のライブハウスになってしまうので、その半分だと15人。30人でもチケットの売り上げが少ないと思うのにそれが半分になってしまうと……と思いました。

オーディションはVR表現も評価の対象でした。工夫したことはありましたか?

予選で初めてVRの収録を経験したのですが、すごく立体的にクリアに映るということが分かって、じゃあもっと動いたほうが映えるのかなと思いました。ファイナルではバンドも引き連れていたので、思い切り派手にやってみようと思ってやりました。

「ライブができなくてもライブを届けられる。こんな新しいカタチもあるよ」と伝えたい

AMARIさんにとって音楽とはどういうものですか?

本当に小さいころからずっとやっていることで、音楽以外に取り柄がないので、趣味は何ですかと聞かれても音楽ですし、特技は何ですかと聞かれても音楽ですし、本当に私の身体の一部みたいな感覚です。

歌を通してどんなことを伝えていきたいですか?

コロナ禍で思うように活動ができなくなって、考える期間だったのかなと思うんですけれど、一番思ったのは、やはりコロナのせいで世の中が落ち込んでしまい空気が重たい中で、エンタメのチカラってすごく大きいと感じました。

通勤電車の中でイヤフォンで音楽を聴いて気分を上げる方もいると思うし、ライブができなくても、音楽を聴いたりライブの映像を見たりすることで人の心って動くものだと。それがエンタメのチカラなんだと思っています。

有観客じゃなくてもライブは届けられるもの。コロナ禍での音楽の新しい形が、こういうイベントを通して見つかったのかなと思っています。そして今回グランプリがとれて、「こんな新しい形もあるんだよ、こんなきっかけもありますよ」と伝えたいと思います。

今後の抱負を教えてください。

グランプリに選ばれるかどうかは分かりませんでしたが、もし選ばれたらと想像したとき、メジャーデビューが決まっても安心しないでいたいと思っていました。メジャーデビューしたからといって、売れるかどうは自分自身の問題。今はここからがスタートだと思ってまた一から頑張らないと、という気持ちです。

「ライブができなくてもライブを届けられる。こんな新しいカタチもあるよ」と伝えたい

コロナ禍でも夢を諦めない姿、全力のステージが心に残るイベントでした。みなさんもぜひ「VR SQUARE」でライブを体験してみてください。

「1000 CLUB powered by 5G LAB」で行われた「Go To STARDOM」を視聴しよう!

「1000 CLUB powered by 5G LAB」で行われた「Go To STARDOM」を視聴しよう!

(掲載日:2021年4月9日)
文:ソフトバンクニュース編集部

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