
「そろそろ、子どもにスマホを持たせる時期かな?」 子どものスマホ購入を検討するタイミングで浮かんでくる疑問や不安。そんな「スマホデビュー」にまつわるさまざまなテーマに対して、分かりやすい情報を届けるため、ソフトバンクでは「スマホデビュー安心ガイド」を公開しています。
2026年2月に、この「スマホデビュー安心ガイド」が「DIGITAL POSITIVE ACTION AWARDS 2026」のDigital Use賞を受賞。インターネットやSNSにおける利用者のICTリテラシー向上を目指し、総務省と民間企業が連携して推進するプロジェクトの一環で新設された賞です。どんな工夫を経て制作されたコンテンツなのか、担当者に話を聞きました。
目次

コンシューマ事業推進統括 コミュニケーション本部 コミュニケーション統括部 コミュニケーションデザイン部 プロデュース1課
向笠 美帆(むかさ・みほ)

コンシューマ事業推進統括 コミュニケーション本部 コミュニケーション統括部 オフィシャルサイト企画部 オフィシャルサイト企画課
大竹 栄子(おおたけ・えいこ)
スマホデビューに関わる親子の不安や心配事なら何でも「スマホデビュー安心ガイド」で解消
わが子がいよいよスマホデビュー、という時期がきたら、保護者の皆さんはまずどんな行動を取りますか? ショップに行ってみる、周りのスマホデビュー済みの家庭の様子を聞く、最近ではAIに相談する、という人もいるかもしれませんね。いずれにしても気になるのは、「いつから持たせるのがいい?」「使いすぎないだろうか」「ネットやSNSでトラブルに巻き込まれないか心配…」といったような内容ではないでしょうか。

「スマホデビュー安心ガイド」は、スマホを使い始める子どもや保護者に対し、不安に思うことの解消や、安全に使うために考えておいてほしいことなどを伝えるコンテンツです。利用実態のアンケートや年代別の活用メリット事例を交えたリアルな情報の紹介から、あんしんフィルターなどの見守り機能、親の心得、家庭に合ったスマホルールづくりなどを提示しています。その他にも、スパムやbot、プライバシー侵害の危険性や万一のトラブル時の対処法などがあり、スマホにまつわる幅広いテーマを取り上げ、分かりやすく解説しています。親子で一緒に見られるよう、読み物やチェックリストだけでなく、アニメーション動画などもそろっています。


コンテンツ公開当初は、“今まさにスマホデビューを迎える親子” を主な対象に、基礎知識やルール作り、インターネットやSNSのトラブルなどから子どもを守るスマホ機能の紹介などを中心に紹介していました。
一方で、「いつか必要になるとは分かっているけど、いつからどうやって情報を収集すればいいの?」と、思っている保護者もいます。スマホデビューはまだ先だと思いつつ、いずれやってくるタイミングに漠然と不安を抱いている親子にも見ていただきたいと思い、少しずつコンテンツを充実。お子さんの成長に合わせてスマホとどのような付き合い方をしていくようになるのか、具体的にイメージできる内容をお伝えしています。
デジタル化やAI化が進めばライフスタイルにも変化が。スマホデビュー後に出てくる悩みにも対応
さらに2025年からは、“デビュー後” まで範囲を広げたコンテンツが公開されています。生成AIの活用やおこづかいのキャッシュレス化、動画による学習、新しいSNSの登場など、技術やサービスが新しくなるにつれ、子どもを取り巻くライフスタイルも日々変わってきています。そうしたテーマも積極的に取り上げ、スマホとの上手な付き合い方を提案する情報が追加されました。

スマホを持たせた後も、子どもが成長するにつれて「使い方をどう工夫するのがいいんだろう?」とか、「新しいサービスや技術にどう対応すればいい?」など、新しい悩みが出てきます。「スマホデビュー前後のご家庭にしっかり寄り添うものを作りたい」、という思いからアップデートを重ねてきました。

とことん考え抜いた表現で親子の会話のきっかけに
コンテンツ制作は、プロジェクト開始当初から株式会社ベネッセコーポレーション(以下「ベネッセ」)と共同で実施。ベネッセの通信教育「進研ゼミ」が持つ子ども向けの教材や、保護者向けの解説コンテンツに関する知見、ユーザーアンケートによる示唆を得て、ソフトバンク社内で出たさまざまなアイディアを元に具現化していきました。
制作にあたっては、「ルールを一方的に提示するのではなく、親子で一緒に考えられる」ことを重視し、メッセージの表現に気を配ってきたそうです。

お子さんの進学先や習い事、保護者の働き方などにより、スマホのルールは家庭によって千差万別です。だからこそ、「ルールを一方的に提示するのではなく、親子の会話のきっかけを作る」ものになるよう心がけています。

例えば、今年度に新しく追加したコンテンツ「自由研究編」。夏休みの宿題の定番である自由研究のテーマ探しに生成AIを活用してみよう、というものです。ただし、一歩間違えば生成AIに答えも求めてしまう可能性も。そうした誤解を与えないよう、どういう視点で活用するのが良いのか、丁寧に解説しました。

分かりやすさ、網羅性、寄り添いを大切にしたコンテンツが「Digital Use賞」を受賞
「DIGITAL POSITIVE ACTION AWARDS 2026」のDigital Use賞は、スマートフォンやPC等のデジタル機器・サービスの活用に資する教材に対して贈られる賞です。
利用ルールや危険性などを紹介する「安全管理」、リテラシー向上や生活への活用など前向きな利用を促す「活用」、他社とのコミュニケーションやSNSを通じた社会とのつながりに目を向ける「他社・社会とのコラボレーション」の観点で、バランス良く、かつ分かりやすく構成されている点が評価されました。


今の親世代は、スマホがない時代に小中学生だった方が大半なので、子どもがスマホを使いこなす世界を実感をもって想像するのは難しいと思います。「子どものスマホデビュー」という、未知の領域に立ち向かい試行錯誤する親子に寄り添えるコンテンツを、これからも作っていきたいです。いずれはさらに情報を充実させて、より幅広い悩みの解決をサポートできるような存在にできたらいいなと思っています!

スマホデビューにまつわる不安の解消や、スマホの正しい使い方を提案するのは、通信会社として必要なアクションだと、常々その責任を感じながら制作にあたっています。制作は手探りで進めてきましたが、練りに練って作られた内容なので、色褪せず、ずっと見ていただけるようなものができたと自信を持っています。何か疑問に思ったり、困ったりしたら、ぜひ「スマホデビュー安心ガイド」を見にきてください!
「DIGITAL POSITIVE ACTION(DPA)」
総務省とプラットフォーム事業者・通信事業者などが官民連携で進める、SNS等のICTリテラシー向上プロジェクトとして、2025年にスタートしました。ソフトバンクは立ち上げメンバーの一員として初期から参画しています。DPAのウェブサイト内に掲載される「教材マップ」には、「スマホデビュー安心ガイド」の他、「スマホデビュー検定」と「スマホ教室動画」を教材コンテンツとして紹介しています。

「DIGITAL POSITIVE ACTION AWARDS」は2026年に初開催。教材コンテンツの中から、特に優れたものを表彰し、教材のさらなる社会への認知とともに利活用の促進をはかることを目的としています。「わかりやすさ」「実用性」「独自性」「最新化」「拡散性」の5つの観点で審査が行われました。
(掲載日:2026年3月17日)
文:ソフトバンクニュース編集部






