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オフィス街も田植えの季節になりました。東京・竹芝の豊かな自然環境を生かした稲作が今年もスタート

オフィス街も田植えの季節になりました。東京・竹芝の豊かな自然環境を生かした稲作が今年もスタート

5月22日、ソフトバンク本社が入居する東京ポートシティ竹芝で東急不動産主催による田植えが行われました。東京ポートシティ竹芝では、「雨・水・島・水田・香・菜園・蜂・空」の8つの景からなる「竹芝新八景」を通して、緑豊かな環境づくりに努めると同時に環境教育、地域交流などを行っています。今回は「水田」の取り組みとして実施された田植えの様子をリポートします。

オフィスビルで実現する日本の稲作文化

水田は、東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの「スキップテラス」と呼ばれる外に面したテラスにあります。
昨年秋の稲刈りは、関係するテナントや近隣の保育園から参加者が集まる形のイベントとして実施されましたが、今年の田植えは緊急事態宣言期間中のため、ビル管理・運営会社である東急不動産の関係者約20名が参加して実施されました。

オフィスビルで実現する日本の稲作文化
オフィスビルで実現する日本の稲作文化

始めに、この水田の稲作指導をしている自然栽培農家の不破孝太さんより、「稲作の半分は苗で決まると言われているくらい、苗が重要」というメッセージとともに、植え方についての説明がありました。
ハウスで育てられた苗はしっかりと根が張っていて、見るからに元気そうですね。今回植えるのは、静岡県産のマンゲツモチという品種のもち米です。

オフィスビルで実現する日本の稲作文化
オフィスビルで実現する日本の稲作文化

苗が一列に植えられるように、木の型やテープを目印にして、数人が並んで進みながら植え付けしていきます。

オフィスビルで実現する日本の稲作文化
オフィスビルで実現する日本の稲作文化

およそ1時間で、145平方メートルの田んぼへの植え付けが終了!

建物上の水田には温熱環境を改善する効果が期待できるそうです。スキップテラスには、「水田の景」のほかにも、野菜を育てる「菜園の景」、ハーブを育てる「香の景」などがあり、菜園は四季を通じて景観を維持することができるエディブルランドスケープ(食べられる景観)となっています。収穫した野菜やハーブは、東京ポートシティ竹芝のオフィスツアー参加者にお土産としてお渡ししたり、入居するレストランで材料として使われたりしています。

苗の成長が進んで、緑が豊かになり、やがて稲穂が実って行く様子を見るのが待ち遠しいです。今から秋の収穫が楽しみですね。

(掲載日:2021年6月2日)
文:ソフトバンクニュース編集部

東京ポートシティ竹芝 スキップテラス・竹芝新八景

世界をリードするスマートシティを目指して。ソフトバンク新本社ビル「東京ポートシティ竹芝」が誕生

竹芝 新本社ビル オフィスの一部を写真でご紹介

竹芝 新本社ビル 特設サイト

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