「XR」は、仮想的に作られたコンテンツと現実の世界を融合し、これまでにない映像表現や、仮想世界への没入感を体験することができる技術の総称
現実世界と仮想空間が融合する技術
現在「XR」と括られるものには、「VR（仮想現実）」「AR（拡張現実）」「MR（複合現実）」「SR（代替現実）」があります。ヘッドマウントディスプレイを用いたり、スマートフォンをかざしたりなど表現技法や利用方法は異なるものの、現実とは違う世界がコンピューター上に再現されるという点で共通しています。言葉としては「X/Cross Reality」（エックスリアリティまたはクロスリアリティ）の略称、あるいは「Extended Reality」（エクステンデッドリアリティ）の略称などの諸説がある一方、「X」に別の文字を代入することで、新たな技術やコンセプトの登場による新語の受け皿にもなり得るため、言葉自体が現在進行形で変化していると言えます。
5G以降により進化する最新技術
ソフトバンクでは「XR」を活用したさまざまなサービス提供や研究を行っています。国内最大規模の3Dホログラム撮影スタジオである「xRスタジオ」の開設や仮想空間にひとつの街そのものを構築する「デジタルツイン」、コンテンツ配信サービスの「5G LAB」では、AR、VR、FR（Free view point Reality）を駆使した臨場感あふれる視聴体験を楽しむことができます。
