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【FTE】~1分で分かるキーワード #41

【FTE】~1分で分かるキーワード #41

企業のプロジェクトなどの人的リソースの管理に使われる、従業員の仕事量を表す単位

働き方が多様化した企業で、人的リソースの管理に使われる

FTEは「Full-Time Equivalent」の略で、「フルタイムと同等の」という意味です。従来の働き方は、一律で固定の業務時間内に働くフルタイムが一般的でしたが、育児や介護などを理由に、短時間勤務や週の労働日数が少ない短日勤務といった制度を導入する企業が増えてきています。社員の業務量を一律で計りづらくなったことから、近年注目されている新しい考え方がFTEです。従業員の仕事量を従来のフルタイム社員の仕事量に換算することで、企業のプロジェクトの予算や人員管理に役立てます。

FTEを使えば、予算や人的コストが計算しやすくなる

プロジェクトごとの人材配置を行う際に、「どれくらいの人手が必要か?」と考えます。ただ人数で計算するのではなく、FTEに換算して仕事量として計算することで、適切にコストを管理できるようになるため、必要な労働力の予測もできるようになるのがメリットです。

ソフトバンクでは、働き方改革の一環としてRPAやAIの活用などにより4,000FTE相当の社内業務を効率化する「DW4000(デジタルワーカー4000)」というプロジェクトや、多様な働き方を採り入れて生産効率を上げるスマートワークの推進を行っています。

FTEの関連情報

(掲載日:2022年8月1日)
文:ソフトバンクニュース編集部