1月12日(金)、ソフトバンク竹芝本社にて福岡ソフトバンクホークス2022年シーズンの報告が行われました。
ホークスが強くあることで期待に応える。チーム一丸となって世界一の球団に
2022年の福岡ソフトバンクホークスは、惜しくもペナントレースの優勝を逃し、クライマックスシリーズで敗退となりました。シーズンの成果や現在の状況などを報告するため、王貞治会長兼特別チームアドバイザー、後藤芳光社長兼オーナー代行、藤本博史監督が孫正義球団オーナーの元を訪ね、その後記者団の会見に応じました。
オーナーとは報告を通してどのような話をしましたか?
藤本: 去年は悔しい思いをしたので、今年は必ず優勝しますということをお伝えしました。
王: この2年間優勝できておらず、去年は特に悔しい結果となってしまいました。オーナーも「今年こそは」という思いが強いようですので、われわれとしてもやりがいがあります。また、オーナーからは「勝つために必要な技術を身につけるには、もっと工夫が必要」ということを言われました。
![藤本監督](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sbn_34/20230112/20230112193311.jpg)
後藤: 1時間ちょっとの報告会でしたが、勝つための工夫に関してさまざまな宿題が出ました。さらに営業目標もすごく高いものをいただいて、今、目まいが起きていますけれども(笑)しっかりオーナーの期待に応えていこうと思います。
工夫とは具体的にどのようなことですか?
![王会長](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sbn_34/20230112/20230112193315.jpg)
王: 例えば練習の方法に関しては、ただ投げる打つではなくて良い結果が出せる方向を皆で考えてみてはどうか、という提案をいただきました。
藤本: 監督としては、開幕に備える春のキャンプでもいろいろなことができると思っています。例えば、練習にゲーム要素を取り入れてみるなど、そうした工夫をどんどん取り入れていきたいです。
今シーズンの目標、意気込みは?
後藤: 話を通して、改めてオーナーが優勝に対して強い意識を持っていることが分かりました。チームが一丸となって日本一に進んでもらうためにわれわれは徹底的にサポートしていこうと思います。ホークスが強くあることでオーナーの期待に応えたいです」
王: とにかく私たちにできることは勝つことです。オーナーは日本一はもちろんのこと、世界一を目指していきましょうと話されていました。日本一よりももっともっと先を見据えて行動すれば「優勝」というプレッシャーも感じずに、気持ちも軽くなると思います。
![後藤社長](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sbn_34/20230112/20230112193319.jpg)
藤本: 補強で多くの選手が入ってきますが、育成の選手にチャンスがないわけではありません。練習は嘘をつきません。やればやるだけ上手くなるのです。選手にとってはいつでも練習ができる施設があり、最高の環境が整っています。王会長がおっしゃっているように、10ゲーム離して優勝してやるぞという強い思いを持って挑んでいきたいです。
(掲載日:2023年1月13日)
文:ソフトバンクニュース編集部