

地上から見ると、空の同じ位置に止まって見える人工衛星の軌道のこと
通信・観測分野の社会インフラを支える衛星軌道
GEO(Geostationary Earth Orbit:静止軌道)とは、赤道上空の高度約3万6,000kmに位置する人工衛星の軌道のことです。この軌道を回る人工衛星は、地球の自転と同じ周期で移動し、地上からは常に空の一点に止まっているように見えるため、「静止軌道衛星(GEO衛星)」と呼ばれます。
GEO衛星は、常に同じ地域を視野に収める特性を持つため、観測や通信の分野で重要な役割を担ってきました。例えば、気象衛星「ひまわり」や放送衛星「BS(Broadcasting Satellite)」などが、長年にわたり社会インフラとして活用されています。また、山間部や離島などのネットワーク整備が難しいエリアや、船舶や航空機内での通信手段としても利用されています。一方で、静止軌道は地上からの距離が遠いため、衛星の打ち上げ・運用コストが高いことや、通信の遅延が発生しやすいことなどが課題です。また、遠距離で電波が弱くなりやすいため地上側に比較的大型のアンテナが必要になるケースもあります。
ソフトバンクは、ユビキタストランスフォーメーション(UTX:Ubiquitous Transformation)というビジョンの下、地上のモバイルネットワークと、衛星通信やHAPS(成層圏通信プラットフォーム)などを融合させることで、いつでも・どこでもつながり続ける通信インフラの構築を目指しています。
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(掲載日:2026年2月20日)
文:ソフトバンクニュース編集部







