「User Generated Contents」の略で、一般の生活者から発信されるコンテンツのこと
一般ユーザーが発信する「生活者のリアルな声」
「ユーザー生成コンテンツ」とも呼ばれ、個人のSNSアカウントに投稿された写真や動画、ブログ投稿、ECサイトのレビューなど「生活者のリアルな声」として生活者側から発信されるコンテンツを指します。UGCに似た用語として使われる「IGC(Influencer Generated Content)」は、一般ユーザーではなくインフルエンサーによって作られたコンテンツを指します。また、一般ユーザーからの情報や投稿によって作られるメディアを「CGM(Consumer Generated Media)」と言います。
効果的なマーケティング活動を期待して多くの企業が活用
UGCはマーケティング活動として多くの企業で取り入れられています。その理由として、広告のように企業が宣伝した情報ではなく、ユーザー目線での本音が反映された客観的な情報であるため信頼感や共感が生まれやすく、自社への信頼度を高める効果が期待できるとされているからです。また同時に、ユーザーに商品やサービスを知ってもらえるきっかけにもなり、特にSNSでは、信頼・共感されるとシェアや拡散につながり、UGCが新たなUGCを生み出すという好循環が作られ、広告費をかけずに効果的なプロモーションを行える場合があります。
さらに、UGCによるリアルな意見は、商品の改良や開発のヒントになったり、企業が全く想定していなかった商品活用をユーザーが見いだしていることもあるため、新たな付加価値を軸にしたプロモーションや商品改良を行えるなど、UGCを活用することで多くのメリットを企業にもたらすことができると期待されています。
UGCの関連情報
(掲載日:2023年4月10日)
文:ソフトバンクニュース編集部