利息、税金、減価償却費を差し引く前の利益のことで、「企業が利益を上げているか」を正確に測ることができる指標の一つ
企業価値を評価するための重要な指標
EBITDAは、「Earnings Before Interest(利払い前・税引き前の利益)、Taxes(税金)、Depreciation and Amortization(減価償却費)」の頭文字を取った略称で、企業の収益力を測るための指標です。代表的な算出方法は次の通りで、企業が事業でどれだけ稼げるかを測ることができます。
- 営業利益 + 減価償却費
- 経常利益 + 支払利息 + 減価償却費
- 純利益 + 法人税等 + 支払利息 + 減価償却費
税率や金利、減価償却の算出方法が異なる海外の企業とも同じ基準で収益性を比較することも可能です。EBITDAには、資産売却による損益など営業活動に関係しない一時益が含まれることもあるため、企業によっては、事業の収益力を明確化するために一時要因による損益を除外した「調整後EBITDA」を業績指標として使用することもあります。
(掲載日:2024年10月30日)
文:ソフトバンクニュース編集部