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革新的な都市・プロジェクトの国際アワード「World Smart City Awards」で、スマートシティ竹芝がファイナリストに選出

世界最高峰の舞台「World Smart City Awards」でスマートシティ竹芝がファイナリストに選出

2025年11月、スペイン バルセロナで開催された世界最大級のスマートシティ展示会「Smart City Expo World Congress 2025」において、世界で最も革新的な都市・プロジェクトを表彰する国際アワード「World Smart City Awards」のEnabling Technology部門で、「Smart City Takeshiba(スマートシティ竹芝)」プロジェクトがファイナリストに選出されました。

「スマートシティ竹芝」は、東急不動産株式会社とソフトバンク株式会社が共同で推進し、一般社団法人竹芝エリアマネジメントが実装を担っています。ソフトバンクの本社ビルが位置する東京都港区の竹芝エリア(約28ha)を舞台に、最先端技術と都市機能を融合させた取り組みです。 世界65カ国、462件の応募から、本案件を含む約30件が本アワードのファイナリストとして選出されました。また、日本における選出事例は数少なく、東京都の民間主導型プロジェクトは初の選出となります。 10年にわたり竹芝エリアで収集した多様なデータを基にした、リアルタイムで利用できるデータ流通プラットフォームの活用や、防災などの地域課題解決の施策・取り組みなど「データ駆動型のエリアマネジメント」が評価され、今回のファイナリスト選出につながりました。プロジェクトチームが現地バルセロナでの表彰式に参加しました。

スマートシティ竹芝での取り組みの全体像

東急不動産 都市事業ユニット 都市事業本部 執行役員本部長の平地稔氏は、今回の受賞に際し、次のようにコメントしました。

東急不動産 平地稔

写真中央:東急不動産 平地稔さん

「竹芝でさまざまな実証を重ね実装してきたスマートシティの取り組みが世界的にも評価いただけてうれしく思います。リアルタイムデータを活用した竹芝エリアマネジメント公式LINEアカウントは、『エリアの魅力と防災』の情報を約3万人に届けられる媒体に育ってきました。エリア価値向上させる一つのモデルケースとして、竹芝モデルを単一エリアだけに留めず、周辺エリアや地方都市など同様の課題を持つ他の地域にも展開することを目指していければと思います」

また、ソフトバンク 事業開発本部 スマートシティ事業統括部 統括部長の関治は、次のようにコメントしました。

関治

写真右から2番目:ソフトバンク 関治

「スマートシティ竹芝のプロジェクトを開始して約6年になります。このような世界的な賞をいただけたことを大変光栄に思います。実証実験のプロジェクトが多い中、実装と運用を継続している点が評価されたと聞いています。引き続き、社会実装を目標にまい進していきます」

(掲載日:2025年12月11日)
文:ソフトバンクニュース編集部

Smart City Project

ソフトバンクは東京・竹芝本社を起点に、都市開発のイノベーションパートナーとして、テクノロジーやデータを最大限に活用したスマートシティを目指し、建物やまちの社会課題解決に取り組んでいます。

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