
最前線で働くソフトバンク社員に密着し、現場で活躍する姿を紹介する本シリーズ。ソフトバンクでは、社員を「資本」として捉え、社員の成長が組織の進化につながるという考えの下、人材戦略を推進しています。第10回は、北海道で量販店への営業活動を行う入社4年目社員の1日に密着。現在の担当業務や地域拠点で働く魅力、やりがいなどについてインタビューします。
ソフトバンク株式会社 東日本エリア営業本部 北海道営業部
角田 康輔(かくた・こうすけ)
2022年度に新卒で入社。職種はコンシューマ営業。千葉県出身。趣味は、ドライブやサウナ。
エリアマネージャーとして北海道全域で店舗戦略を指揮。戦略を現場に落とし込んで最適解を導き出す

角田 2022年に新卒で入社し、北海道エリアにある量販店を対象に営業活動を行う部署に所属しています。所属しているチームでは、エリアマネージャーとして担当エリアのソフトバンク・ワイモバイル店舗の回線契約数などの売り上げ向上をミッションとしています。主な業務は、クルーの育成や店舗との営業交渉です。とある1日のスケジュールから、業務を紹介します。
ある1日のスケジュール
9:00 出社、承認作業や資料の確認
角田 出社後、まずはチームメンバーの出張申請などの承認作業を行います。私のチームは北海道全域を担当しているため、長距離移動を伴う出張が少なくありません。

10:00 部や課で行っている定例ミーティング
角田 週に2回実施される「部朝礼」は部長が主催し、組織全体が向かうべき方針を打ち出します。続く「課会」ではその方針を受け、現場に近い単位での課題や目標を共有。さらに「エリアマネージャー会議」で、各チームが動くための具体的な実行計画へと落とし込みます。このように、方針を共通の軸に据えながら、各レイヤーがそれぞれの役割に沿って計画を具体化させていきます。


エリアマネージャーの役割は、現場のクルーやクルーを統括する現場の責任者であるスーパーバイザー(SV)が取り組もうとしている施策と、部長が掲げる組織方針をすり合わせ、組織としての最適解を導き出すことです。現場と組織の考えは必ずしも一致しないため、そのギャップを埋め、チームとしての最終的な意思決定を行うことが私の重要な任務だと考えています。
13:00 ランチ、移動
角田 昼食はコンビニで済ませることもありますが、午後から店舗巡回に出る際は、現地の飲食店に立ち寄ることが多いです。北海道は何を食べても本当においしく、日々の楽しみの一つになっています。

この日はチームのSVの店舗巡回と商談に同行しました。市内であっても、長距離での移動の際は車を使います。オフィス周辺からレンタカーの店舗までは、地下道が整備されているので、冬に雪が降っても雪に足を取られることも凍える風にさらされることもなく快適に移動することができるんです。冬の場合は、そこから先は雪道の運転になるので、常に気を引き締め、安全第一を心がけて現場へ向かいます。


14:00 担当店舗の巡回
角田 週に1回程度、担当エリアのいずれかの店舗を訪問するようにしています。時には300kmほど離れた北見や釧路といった遠方の店舗へ出張することもあります。主な目的は、週末のイベントに向けた準備状況の確認、クルーやSVとのコミュニケーション、そして量販店の社員との商談です。

商談においては、同じフロア内に競合他社も存在する売り場の中でいかにソフトバンクが有利な接客環境を構築することができるかが重要になってきます。具体的には、専用スペースの確保やイベント時の店内放送の活用などの交渉です。その際に気をつけているのは、一方的なお願いにならないことです。量販店の売り上げにも貢献できるような条件を提示し、互いのメリットと具体的なアクションを擦り合わせるよう心がけています。

17:00 事務作業
角田 オフィスに戻った後は、申請承認や明日以降に使用する資料の確認など、事務作業をまとめて行います。繁忙期を除けば、基本的には定時で業務を終了しています。定時以降は連絡を控えるなど、チーム全体で「残業をしない文化」の浸透を大切にしています。
役割に年齢は関係ない。信頼を勝ち取るための徹底した準備と自信

今までの職歴と、エリアマネージャーとしての具体的な業務について教えてください。
角田 入社後は店舗やコールセンターでの研修を経て、量販店営業の部署に配属されました。最初は広島で店舗クルーを経験し、その後、岡山でSVとエリアマネージャー補佐を経て、今年の4月から北海道のエリアマネージャーに着任しました。
現在は、クルーの育成や量販店との商談に加え、契約社員の採用や予算運用など、エリアマネージャーとして多岐にわたる業務を担当しています。特に人材管理においては、10社以上に及ぶ派遣会社と連携し、人材の手配やスタッフのコンディション確認を実施。連絡頻度が非常に高くなるため、各社と定期的なコンタクトスケジュールを確立し、密なコミュニケーションを維持するよう徹底しています。また、月間数百万円規模の予算運用も重要なミッションです。販促品の購入や人的リソースの確保など、実績向上に直結する分野へ戦略的に予算を配分・管理しています。
クルーやSVとのコミュニケーションで意識していることはありますか?
角田 お客さまアンケートの結果や週末に実施したイベントで獲得した回線数などを細かくチェックするようにしています。そのうえで、クルーに対しては、日々の雑談のなかで「ここ、すごく良かったよ!」と具体的に褒めることを大切にしています。 SVに対しては、彼らが今何を考えているのか、直接意見を聞くことを重視しています。エリアマネージャーとして、できるだけ現場の感覚に近い方針を打ち出したいので、「一緒にやりましょう」というスタンスで向き合うことが大事だと思います。
独自に取り組んでいることが、SVが不在になる日の朝礼です。その日は私が直接クルーへタスクを共有して目線を合わせるようにしています。前日の結果を店舗ごとに細かく共有することで、単にモチベーションを上げるだけでなく、チーム全体の数字を意識するような「広い視点」を持ってもらえるよう働きかけています。

若くしてエリアマネージャーになっていますが、年上の店長や部下と接する際に難しさは感じませんか?
角田 最初は正直不安もありましたが、今は年齢のことは全く意識していません。周りも私を「26歳の若手」としてではなく「エリアマネージャー」として見てくださるので、そこは「役割」だと割り切って、堂々と振る舞うようにしています。
ただ、その分準備だけは徹底しています。商談資料はもちろんですが、それ以外に聞かれそうなプラスアルファの情報を常に網羅しておくことが信頼関係に直結すると思っているんです。また、こちらが堂々と振る舞うことが、共に働く部下の安心感につながると考えています。だからこそ、常に前向きな気持ちで現場に立つ、というのは自分の中で徹底しています。 エリアマネージャーは、大きな予算を自分の裁量で動かせる、まるで「小さな会社の社長」のようだと感じていて、その働き方に日々やりがいを感じています。
これまでのキャリアで、特に印象に残っているエピソードを教えてください。
角田 SV時代に、なかなか実績が上がらずに苦しんだ時期がありました。そのとき、当時の課長に商談に同行してもらい、改善を繰り返した結果、前年を大きく上回る結果を出すことができたときは本当にうれしかったです。
プライベートはどのように過ごしていますか?
角田 昨年の4月に北海道に来たばかりなので、休日はよくドライブに行っています。とにかく広いので移動距離には毎回驚かされますが、各地のおいしいものを探したり、自然に触れたりするのがいいリフレッシュになっています。温泉も大好きなので、登別や定山渓をはじめ、道内の温泉地はすべて制覇したいなともくろんでいます。
地元の友人が旅行がてら遊びに来てくれることも多く、月に1〜2回は食事をする機会があります。離れていてもつながりを感じられるのは、観光地でもある北海道ならではの魅力ですね。


最後に、キャリアにおける今後の目標を教えてください。
角田 まずは、担当エリア内の全ての量販店とそこで働くクルーを統括する現在の役割でしっかり実績を積み、将来的には同世代を代表するリーダーとしてできるだけ早い段階で管理職になり、キャリアを築いていきたいです。量販店営業というフィールドで、自分の力がどこまで通用するのか、これからも挑戦し続けたいと思っています。

(掲載日:2026年2月26日)
文:ソフトバンクニュース編集部
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