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懐かしの“昭和あるある”で記念日を祝おう!

4月29日は「昭和の日」。もともとは昭和天皇のお誕生日だったこの日、今ではそれを知らない世代も増えてきたようです。今の40代以上が昭和文化に最も影響を受けた世代で、20代のほとんどが平成生まれと考えると、現在の会社組織はジェネレーションギャップがある構図になっているんですね~。そのため“昭和”というキーワードは古い考え方を皮肉る代名詞でもあり、また逆にレトロで新鮮なカルチャーを称賛する際にも使われ、単なる「元号」を超えた存在であるともいえるでしょう。

昭和の“三種の神器”は、平成の今どう進化した?
IoTが生み出す「最先端のライフスタイル」とは

昭和30年代に「三種の神器」ともてはやされた家電は、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の三つ。平成の現代では、これらの家電の多くがIoT機能を備え、昔とは比べものにならないほど便利になりました。

テレビは、平成15年の地上デジタルテレビ放送開始と同時にIoT化が急速に進み、視聴者がリアルタイムで放送中のクイズ番組やアンケートに回答できたり、オンデマンドで映画やスポーツ番組を視聴できたり。洗濯機は、洗濯終了やエラー発生時にメールで知らせる機能の他に、長期間使用されていないなどの通知を受け取ることで、遠方に暮らす家族を見守ることもできます。冷蔵庫は、食材の残量を外出先からスマホでチェックできるようになり、無駄な買い物や買い忘れが防げるようになりました♪

また、「ジーコ、ジーコ」とダイヤルを回してかける黒電話だけではなく、懐かしのアイテム「レンズ付きフィルム」や「ポータブル音楽プレーヤー」は、今や全てスマホに集約。友達と集まって盛り上がった「テレビゲーム」は、これまたスマホのオンラインゲームに取って代わられました。こう考えると、平成はまさに“スマホの時代”! 日本中どこにいても、日用品のショッピングはもちろん、旅行や航空券の予約まで手のひらの中で完結するなんて、まさに「革命」です☆

時刻表やテレビ番組表、お料理本…
今ではもう考えられない、“紙”中心の暮らし

スマホの登場で大きく様変わりしたのが、私たちの暮らしから“紙”が減ったこと。以前は何をするにも、紙、紙、紙。紙にして持ち出さないと外出先では情報が入手できない時代でした。通学に使うバスの時刻表を、必死でノートに書き写した・・・なんて経験ありませんか? 今はスマホで検索か、カメラでパシャリ☆ ですよね。

毎日のテレビの番組表も、新聞のテレビ欄かガイド雑誌から情報を得るしかありませんでした。今はスマホやデジタルテレビの番組表で、さくさくチェック。テレビ画面上でそのまま視聴予約もできて、時間も手間も省けます♪

さらに、主婦の毎日を劇的に改善したのが、インターネットのレシピ検索です。和食、洋食、中華などジャンル別にずらりと並んだぶ厚い料理本を片っ端からめくって、その日のメニューを決める。昭和のお母さん方は、日々こんなにめんどくさいことをしていたんですよ(涙)、頭が下がります・・・。今では冷蔵庫にある食材を見て、「●● レシピ」とインターネットで検索すると和洋中あらゆるレシピがずらりと出てくるのだから、楽になりましたね~。

Pepper」が町のあちこちで大活躍!?
AIで変わる、これからの未来。

「昭和の日」にちなんで、時代の移り変わりとともに、私たちの暮らしがどのように変化してきたのかを見てきましたが、気になるのはこれからの未来。「IT」「IoT」の先にあるのは、ズバリ「AI(人工知能)」です。ソフトバンクロボティクスの「Pepper」など新しいロボットが続々と誕生していますが、さらにいろいろな分野にロボットが進出していきそうです!

介護ロボットや工場の作業ロボットのみならず、AIの進化によって「自分で考えて、判断できる」ようになったロボットたちは、接客サービスや保安業務で活躍が期待されています。すでに現在、24時間交代勤務を採用している工場などで、ロボットが夜勤スタッフの脈拍や血圧などを感知して健康管理を行っている職場があるそう。勤務中、見回りをしているロボットに「血圧が低下していますよ、すぐに仮眠を取ってください」なんて話しかけられるのも、遠い未来の話ではないのです。

他にも、自動車分野では「自動運転技術」の開発が急速に進んでいます。レーダーやカメラなどのセンサーで周りの状況を判断し、人が運転しなくとも目的地まで連れて行ってくれる便利なシステム。現在のところブレーキアシスト機能はすでに一般化しており、大手自動車メーカー各社がさらなる研究開発に力を入れているのは周知のとおり。外国ではすでに、作業場で働くブルドーザーなどの工業用車両が自動運転化されているという例もあり、今後の発展にも大きな期待が持てそうですね☆

そして私たちが向かう未来— IoT、ロボット、AI。「超知性の時代」とは?

4月24日、ソフトバンクの就活生向け会社説明会「ソフトバンク新卒LIVE2018」が開催され、孫 正義 ソフトバンクグループ代表が、参加した約5,000名の学生に対して、Singularity(シンギュラリティ)が到来する未来について語りました。

(掲載日:2017年4月28日)
文:ソフトバンクニュース編集部