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【前編】保育園で、子どもの“安全”と保育士の“業務負荷軽減”に役立つ「hugsafety」のヒミツに迫る!

子どもたち…気持ち良さそうに寝てますね(ヒソヒソ)。写真も音を立てないように撮影しました。

手前に寝ている子どもの布団の下に置かれているものがIoTチャイルドケアサービス「hugsafety(ハグセーフティ)」の午睡(昼寝)センサー。これで子どもたちのお昼寝の状態をチェックできるのだそうです。今回、ある保育園にhugsafetyが試験導入されるとの情報をキャッチしたので調査してきました!

「hugsafety」は、ソフトバンクイノベンチャーから生まれた「hugmo(ハグモー)」のサービスです

hugmo

hugmo

宮城県にある事業所内保育園に行ってきました!

今回取材に行ったのは、宮城県富谷市にあるソフトバンクの東日本カスタマーコミュニケーションセンター。ソフトバンクが100%出資するソフトバンクモバイルサービス株式会社がコールセンターで働く従業員のために運営している事業所内保育園「kinderbaum(キンダーバウム)」があります。従業員が心おきなく働けるようにと福利厚生の一環として整備されたキンダーバウム。職場と同じ敷地内にあるので、送り迎えも便利そうですね。

登園時のチェックはタブレットで!(このサービスは保育園・幼稚園ICTシステム コドモンです)

当日キンダーバウムに到着すると、結構な勢いで雨が降っていました。外で遊ぶことができず、子どもたちも残念そうにしているのかな…と思ったのですが、心配無用。保育園の中で元気いっぱい遊んでいました!

元気いっぱいの子どもたち!

保育士の皆さんは普通にしていましたが、雨の日は室内でしか遊べないから大変そう…?

どんな保育園なの? 園長にお話を聞いてみました!

キンダーバウムの千種園長

キンダーバウムの特徴を教えてください。

キンダーバウムは、ソフトバンク東日本カスタマーコミュニケーションセンターの事業所内保育園です。遊びを通じていろいろなことを学んでほしいので行事やイベントを多くしているのと、野菜作りなど食育に力を入れている点が特徴ですね。

園長として意識していることってありますか?

一緒に働く保育士とは、どんなに少なくても1日1回は会話するようにしています。「おはよう」とあいさつを交わすと「今日も元気そう」とか「あれ、体調悪いのかな?」と分かるのでフォローもしやすいんです。大切な子どもたちが相手なので、メンバーが無理なく働ける環境づくりを意識しています。

hugsafetyを試験導入されるそうですね。

午睡チェックの重要性は年々高まっているように感じます。保育士がチェックを行う間隔も短くなっており、作業量も増えているのが現状です。hugsafetyはICTを使って午睡チェックができるので、目でのチェックを補完するツールとして並行して使っていこうと考えています。

どうして? どうやって? 園児のお昼寝をチェックするの?

保育園での乳幼児のお昼寝には細心の注意が求められます。お昼寝をしているときに窒息してしまったり、乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)という病気で死亡してしまう事例が数多く報告されているからです。平成29年度には77名の赤ちゃんがSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第3位となっています。

SIDSは呼吸を再開させるための脳の指示が止められて、無呼吸のまま死に至る病気と考えられています。その予防で重要と言われているのが「無呼吸を早期に発見すること」。そのため保育園では、保育士さんたちが園児の様子を数分単位でリストにチェックしています。必要な作業ですが、とても大変です!

そこでhugmoはマット型のエアーセンサーで乳幼児の「体動」「呼吸」「心拍(ユーザーには非開示)」を検知・記録して、異変時にアラートが上がるhugsafetyを開始しました。

  • 厚生労働省HP「乳幼児突然死症候群(SIDS)について」より抜粋

hugsafetyをセットして、お昼寝チェック開始!

機器をセットしてスイッチを入れると、データを送信するクラウドにつながります。

空気圧センサー内蔵マットを置いて、その上に布団を敷きます。

午睡チェックが始まりました。記録は「hugnote」というアプリで見ることができます。呼吸が止まってしまったときや、体動の異変を検知したときにアラートを出すことも可能です。

子どもたちに安全を、保育士の皆さんに安心を届けたい

hugmoの石井さん

「SIDSで亡くなってしまう子どもを減らしたい」という思いから生まれたhugsafetyですが、保育士の負担軽減にも役立つと考えています。紙で午睡チェックする場合は記入作業も大変ですし、命に関わることなので常に緊張感を持たれているはずです。

IoTを活用して子どもたちのデータを記録・保存しておくことは、保育園が業務を適切に行っていることの証明にもつながるはずです。作業負荷だけでなく、精神的な負荷を少しでも減らすために、hugsafetyを利用していただけたら嬉しいですね。

hugsafetyの詳細はこちら

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(掲載日:2018年11月26日)
文:ソフトバンクニュース編集部