デジタルに触れてもらう取り組みとして、高い回答精度をもつAI検索エンジンPerplexityを体験できる講座が、全国のソフトバンクショップのスマホ教室で始まりました。どんな講座なのか、ソフトバンクショップに行ってスマホ教室の様子を取材しました。
目次
今までの検索と何が違う？ 誰でも簡単に使えるAI検索エンジンPerplexity
Perplexityは、通称「パープレ」と呼ばれる生成AIを活用した検索エンジンで、ユーザーが質問を入力すると、AIがインターネット上の最新情報から即座に回答を生成してくれます。従来の検索エンジンとは異なり、回答結果とともに、根拠となる情報源を明記する機能を搭載しているため、信頼性の高いデータをもとに知りたい情報を入手することができます。さらに、回答に関連する質問も提案してくれるため、質問の範囲を広げて情報を深掘りすることができるほか、音声入力での検索にも対応しているので、使い勝手が良いのも特長の一つです。
複数のAIモデルを組み合わせ、より高い回答精度で検索ができる有料版の「Perplexity Pro」は、ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOユーザーであれば1年間無料で体験することができます。キャンペーンの詳細はこちらをご確認ください。
多くの人にPerplexityを使ってAIをより身近に感じてほしい
10月のデジタル月間に合わせて、ソフトバンクのスマホ教室では、Perplexity講座「初めての生成AI～新しい検索体験 Perplexity〜」を新たに追加。スマホ教室に取り入れた背景を担当者に聞きました。
ソフトバンク株式会社 コンシューマ事業推進統括 プロダクト本部 事業開発部
張 亜東
（ちょう・あとう）
Perplexityのマーケティング担当
ソフトバンク株式会社 コンシューマ営業統括 推進統括部 スマホ推進部
清水 知明
（しみず・ともあき）
スマホ教室の教材作成担当
ソフトバンク株式会社 コンシューマ営業統括 推進統括部 スマホ推進部
上 美代子
（かみ・みよこ）
スマホ教室の教材作成担当
なぜ、Perplexityの講座を始めることになったのでしょうか？
「Perplexityは主に、AIへの関心が強く、その分野に対するリテラシーが高い層に利用されています。ですが、より多くの方々にPerplexityの便利さを知ってもらい、日常生活のさまざまなシーンで役立ててほしいと思っています。そのため、スマホ教室を活用して、まずはPerplexityに触れてもらう機会をつくることが最適だと考え、講座の開設を担当部門に相談しました」
「相談を受けた時期が、毎年10月の『デジタル月間』に合わせてスマホ教室の企画を検討しているタイミングでした。私たちがやりたいテーマとも合致していたので、すぐに連携を取り講座開設に向けて進めました」
講座内容について教えてください。
「生成AIとは何かから、身近な検索例や例題を紹介し、実際にPerplexityで検索をして利便性を実感してもらいながら、楽しく学べる講座内容です。スマホ教室の受講者の多くはシニアの方なので、安心して利用できるよう、簡単な操作で分かりやすくする工夫もしています。講座がスタートしてまだ数週間ですが、受講後のアンケート結果を見ると、お客さまから非常に好評をいただいています」
全国のソフトバンクショップで受講することができるのでしょうか？
「はい、スマホアドバイザーが在籍する全国のソフトバンクショップで受講することが可能です。ソフトバンクユーザーだけでなく、他社のスマホユーザーも無料で講座を受けられます。受講する際は、事前に講座の予約が必要です」
今後、AI関連の講座を拡充していく予定はありますか？
「Perplexity講座を、シニアの方だけでなく、学生や若い層、子育て中の方など、幅広い層にもアプローチできる講座にしていきたいと考えています。私自身、このサービスの利便性を感じているので、より多くの方に知っていただき、活用してほしいと思っています。また、Perplexityに限らず、AIに関する講座の拡充も今後検討していきたいです」
「まるで執事がいるみたい！」 Perplexityを体験できるスマホ教室がスタート
この日、ソフトバンクショップ赤羽駅前店で行われたPerplexity講座。4名の方が参加しました。講座が始まると、まずはAIについて、スマホアドバイザーが分かりやすく説明。AIとは何の略かの質問に、「Artificial Intelligence！」と即答する受講者の姿も…！ 一方で、「生成AI」自体、初めて聞く方も多く、メモを取りながら真剣に話を聞く様子が見られました。
Perplexityにも興味津々の皆さん。「普通の検索と何が違うの？」「音声でも検索できるの？」と積極的に質問をしていました。スマホにPerplexityのアプリをダウンロードして、実際に使ってみます。講座では、身近な検索事例が紹介され、その中から今回は、町内会のお祭りの告知と募金のお願いをする回覧板の文章をPerplexityに作ってもらうことに。音声入力を使いながら質問し、その回答の速さに驚く様子を見せていました。操作に迷った方には、都度アドバイザーやソフトバンクの担当者が近くでサポートし、1つずつ丁寧に説明をしていました。
講座終了後には、「こんなことができるなんてすごい！ まるで何でも教えてくれる執事がいるみたいで目からうろこでした」や、「AIという言葉は知っていましたが、生成AIは講座を受けるまで知りませんでした。難しくなくて使いやすかったので、これからぜひ使ってみたい」など、普段の生活にPerplexityを取り入れていきたいとの前向きなコメントが！ 皆さん、楽しく学ぶことができたようです。
今回、Perplexity講座の講師を担当した、スマホアドバイザーの作本にも話を聞きました。
「生成AIや技術的な話は、どうしても難しく聞こえてしまうので、お客さまの生活と結びつくように説明したり、なるべく分かりやすい言葉に置き換えて説明することを心掛けています。どんな言葉を使ったら理解してもらえるか、Perplexityに聞くこともあります。受講した方から、『すごい！』『こんなことができるのね～！』とお声をいただいています。多くの方に受講していただきたいです」
全国のスマホアドバイザーが在籍する店舗で、「初めての生成AI～新しい検索体験 Perplexity〜」講座を開催しています。Perplexityの活用方法を知りたい方だけでなく、スマホの操作に慣れない方や心配な方も気軽に参加できる内容となっています。スマホアドバイザーが在籍するお近くのソフトバンクショップにお問い合わせのうえ、ぜひ参加してみてくださいね。
（掲載日：2024年10月31日）
文：ソフトバンクニュース編集部
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