「ねえ、Pepper!」「………はい!」
街中で見かけたPepperに声を掛けたのにちょっと反応が…。でも、そんな体験はもうおしまいかもしれません!
11月30日に提供開始されるビジネス向けPepperの新機能「お仕事かんたん生成2.0」。Pepperの反応スピードが向上するなど、大幅な進化を遂げたそうです。一体どんなところがすごいのか、11月21日、22日に開催された「SoftBank Robot World 2017」で調査してきました♪
今年はPepper以外の注目ロボットも勢揃い
ベルサール汐留で開催された「SoftBank Robot World 2017」。前回までは「Pepper World」という名称で開催されていましたが、今回からPepperだけでなく、いろいろな種類の最新ロボットが集結するイベントにパワーアップしたんです。業界のキーパーソンによる講演や、最新ロボットの展示を見るために多くのメディア関係者や企業担当者が訪れていて、会場はすごい熱気でした!
動いているロボットの様子はこちら
Boston Dynamics
Brain
「お仕事かんたん生成2.0」で働くPepperはどう変わる?
会場の一角に設けられた「お仕事かんたん生成2.0」の展示エリア。ここには小売、飲食、金融など10業界のPepper接客サービスが展示されていました。
そもそも「お仕事かんたん生成2.0」は、法人向けのPepperとなる「Pepper for Biz」を契約している企業向けのもの。「なんだ、一般人には関係ないんだ」と思った方、実はそんなことないんです! 「お仕事かんたん生成2.0」の特長を見てみましょう!
特長は大きく3つあります。
まずは「反応スピードの向上」。
Pepperが返事をしたり、何かを表示するのにかかっていた時間が大幅に短縮されるんです。これで街中のPepperとのコミュニケーションがよりスムーズになりますよ♪
続いては「業界別テンプレート」。
10業界、約100種類の“お仕事フォーマット”が用意されているので、Pepperにお願いしたい仕事を簡単に設定できちゃうんです。身近にいるPepperが急にいろいろな仕事を始めたら、コレが原因かもしれませんね!
最後は「データ分析の高度化」。
言葉がちょっと難しいですが、Pepperと接したお客さまの行動が「見える化」されるので仕事の改善などに活用されそうです。皆さんとのコミュニケーションを通じてPepperがどんどん「お仕事上手」になっていきますよ!
「お仕事かんたん生成2.0」の提供開始は11月30日。12月以降、進化したPepperに出会えるかもしれません。皆さんの側にいるPepperの仕事ぶりにも注目してみてくださいね!
(掲載日:2017年11月30日)
文:ソフトバンクニュース編集部