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スマートスピーカー入門! そもそもスマートスピーカーって何ができる?

IoTとスマホを活用したパーキングシェアリングサービス「BLUU Smart Parking」記者発表会レポート

(SoftBank SELECTION WEBマガジンからの転載です)

家電の操作やネットでの注文などを声だけでできるようになる「スマートスピーカー」ですが、実際にはどんなことができるのでしょうか。今回はスマートスピーカーを購入検討している方に向けて、基本的なスマートスピーカーの情報や仕組みや、おすすめのスマートスピーカーを紹介します。

スマートスピーカーってそもそも何?

スマートスピーカーとはどのような製品を指し、どんな機能があるのでしょうか。今では「スピーカー」と言っても有線のものから無線のもの、そしてこうした「スマートスピーカー」と、たくさんの種類が存在します。スマートスピーカーの定義や機能を知っておくことで迷うことがなくなり、自分で選べるようになります。

音声による操作が可能なスピーカーがスマートスピーカー

大前提として「スマートスピーカー」は音声による操作が可能なスピーカーのことを指します。通常のスピーカーは機械からの音源といった入力情報を、大きな音に変えて鳴らすだけの機能です。しかし、スマートスピーカーはマイクを内蔵し、他の機器からの入力情報だけでなく人間の音声を操作情報として認識します。その操作情報に基づいて、求められた動作を「自ら考えて」達成することができるのです。

AIによるアシスタント機能で音声を認識し、成長する

スマートスピーカーにはAI(人工知能)が搭載されています。これが前述で紹介した「自ら考える」という部分。最近ではスマートフォンやタブレット、パソコンにも搭載されています。人の音声を認識するだけでなく、検索パターンや利用者の志向といったデータを蓄積し、分析を行うことでより正確な動作を導き出すようになっています。つまり、長く使えば使うほど便利になるのがAI、そしてこれを採用しているスマートスピーカーもまた、パートナーのような存在になっていくでしょう。

Wi-Fi環境が必須で設定は主にスマートフォンで行う

スマートスピーカー単体では、ネットへの接続も本体の設定もできません。そのため、Wi-Fiでネットに接続できる環境と、スマートフォンは必須。ご家庭でインターネットを無線で利用されている場合にはどちらもそろっているかと思いますが、接続時にはWi-Fiのパスワードとスマートフォンのアプリが必要になります。これから導入を予定している人は、事前に確認しておくとスムーズに使い始められます。

対応した商品を用意する必要がある

CMなどで見かけるような形で、スマートスピーカー家電の操作などをしたい場合、単体ではできません。操作したい家電それぞれに、スマートスピーカーからの操作を可能にする装置を設置する必要があります。例えば電気のON/OFFや色味を変更するには「PHILIPS HUE(ヒュー) スターターセット V3」のような、特殊な電球とそれらをコントロールするブリッジと呼ばれる装置が必要です。電気以外にも扇風機やモニターなどのON/OFFを行うためには、「TP-Link ミニ スマート Wi-Fi プラグ」をそれぞれ機器に1つずつ付けなければいけません。

つまり、家の家電をスマートスピーカーで操作するには、別途さまざまな製品を用意しなければならないのです。これを知らないと「スマートスピーカーを買ったのになにもできず、損した」と感じてしまうことも。やりたいことと、それには何が必要か購入前にシミュレーションしておくことをおすすめします。

スマートスピーカーは何ができて、どこが便利なの?

次は具体的にスマートスピーカーができることや便利な部分について解説していきます。

音声による検索や情報の収集

スマートスピーカーに内蔵のマイクとAIによって、さまざまな情報を調べることができます。検索可能な内容は時間や天気、ニュースなどがあり、これ以外にも商品の注文や料理レシピの音読、音楽再生といった生活に密着した機能を提供してくれます。「なくても困らないけど、一度使うと便利さで手放せない」と言われるように、AIの学習機能でどんどん賢くなるため、生活に溶け込みやすいです。

対応製品との組み合わせで家電をより便利に

スマートスピーカーには、いくつかの種類があることを知っておきましょう。スマートスピーカーに組み込まれているAIアシスタントによって、対応製品も変わってきます。現在は主に5つのAIアシスタントを搭載したスマートスピーカーが登場しています。

  • Amazon製の「Alexa」を使用した「Amazon Echo」
  • Google製の「Googleアシスタント」を使用した「Google Home」
  • Apple社製の「Siri」を使用した「HomePod」
  • LINE製「Clova」を使用した「Clova WAVE」
  • Microsoft製「Cortana」使用した「Invoke」

その製品がどのような周辺機器に対応しているかは、商品説明やパッケージに表記されているので確認してから購入しましょう。対応商品を組み合わせて、家庭内の家電を置き換えれば音声だけでなんでもできる近未来的な空間を実現できます。

簡単で視覚に頼らず操作できるので、子どもや視覚障害を持つ方の役に立つ

スマートスピーカーを家庭に導入することで便利になることはもちろんですが、検索機能を使用して英語のネイティブな発音を聞けるなど、子どもの教育に役立ちます。また、視覚障害を持つ方や足腰の悪い高齢者にとっては、電気のスイッチの場所まで行くことなく、声だけで操作ができるととても助かります。

おすすめのスマートスピーカーはこれ!

様々な種類が発売されているスマートスピーカーの中からおすすめのものと、合わせて使いたい周辺機器を紹介します。この2つをそろえておけば、スマートスピーカーの利便性を存分に発揮できるはずです。

アンカー・ジャパン スマートスピーカー Eufy Genie

アンカー・ジャパン スマートスピーカー Eufy Genie

Amazon Alexaを搭載した最新のスマートスピーカーが、「アンカー・ジャパン スマートスピーカー Eufy Genie」です。スタイリッシュでコンパクトなデザインですが、スピーカーとしての性能も充実。アルミニウム合金ドライバを内蔵し、音の広がりが良好なのでクラウドミュージックサービスなどで音楽を楽しみたい方におすすめです。

アンカー・ジャパン スマートスピーカー Eufy Genie

RATOC Systems スマート家電コントローラ RS-WFIREX3

RATOC Systems スマート家電コントローラ RS-WFIREX3

「RATOC Systems スマート家電コントローラ RS-WFIREX3」は家庭内のリモコンを1つにまとめられるアイテム。これ単体でもスマートフォンから操作可能ですが、スマートスピーカーを接続することで音声でのコントロールも可能になります。ソファでくつろぎながら体勢を変えることなく、テレビのチャンネルを変更や音量設定、エアコンの温度調整などができるようになるので、プライベートな時間をリラックスして過ごしたい人にぴったりです。

RATOC Systems スマート家電コントローラ RS-WFIREX3

まとめ

今回はスマートスピーカーの基礎的な情報やできることの解説と、特におすすめの商品を紹介しました。「スマートスピーカーの使い方や設定自体が難しいのでは」と不安な方もいるかもしれませんが、ほとんどの商品がスマートフォンアプリと連携して、セットアップの方法を詳しく説明してくれるので、迷うことはないでしょう。興味のある方は、まず自宅のWi-Fi環境を確認してから、スマートスピーカー、そして目的に合わせた周辺機器の購入を検討してみてください。一度使えばその便利さが実感できるはずです。

以上、『スマートスピーカー入門!そもそもスマートスピーカーって何ができる?』でした。

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(掲載日:2018年8月14日)
転載元:SoftBank SELECTION WEBマガジン