「SoftBank 東北絆CUP」は、ソフトバンクが今年新たに開始する東日本大震災の復興支援活動の一つで、小・中学生のスポーツや文化活動を応援するイベントです。
被災した岩手県、宮城県、福島県の3県を会場に、バスケットボール(岩手県 盛岡タカヤアリーナ)、野球(宮城県 石巻市民球場)、サッカー(福島県 Jヴィレッジ)のスポーツ競技や、吹奏楽・民俗芸能(宮城県 ユアテックスタジアム仙台)の発表が行われます。
仲間との絆は未来につながる財産
開会式には、公益財団法人日本バスケットボール協会の三屋裕子会長やB.LEAGUE(公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ) 大河正明チェアマンなど、各種目からの来賓が参列。
大会実行委員長を務めるソフトバンク株式会社 代表取締役 副社長執行役員 兼 COOの榛葉淳は、「スポーツは単に体を動かすだけでなく、仲間と切磋琢磨すること、挫折の中で学ぶこと、夢や目標を追いかけることなど、大人へ成長していくための学びが得られる機会だと考えている。絆は未来につながる財産。一緒に練習した仲間やあこがれの有名選手たちと楽しく交流してほしい」とあいさつし、開会を宣言しました。
- 榛葉淳 大会実行委員長
- 登壇者 集合写真
バスケットボールを通して300名が育んだ絆
8月1日に行われたバスケットボール大会には、3県から約300名の小・中学生が参加。個人参加の混成チームを含め、中学生男女11チームが参加した親善試合や、試合の間には小・中学生と現役・元プロバスケットボール選手たちとの交流、事前にICT部活動支援で指導を受けていた子どもたちがその成果を披露するチャレンジタイムなどが行われました。
- 試合の様子
- 試合の様子
- 小学生に指導する大神雄子さん
- ブルゾーダンス
- B.LEAGUE選手や仙台89ERSの志村雄彦元選手
- 地元盛岡出身の元日本代表、横浜ビー・コルセアーズ 川村卓也選手
- 子どもたちへの技術指導
- 選手と子どもたちが対決!
- 仲間たちを必死に応援
- 試合の様子
表彰式では、終日イベントに参加してくれた元日本代表・JBAアンバサダー 大神雄子さんや、一般社団法人岩手県バスケットボール協会 宮野明副会長、大会実行副委員長の馬場一よりトロフィーやメダルが手渡されました。また、優勝したチームには、有名アスリートによる1日特別コーチの特典が授与されました。
- 男子優勝 福島県いわき市立泉中学校
「優勝したぞ!」
- 女子優勝 東北絆混成チーム
「楽しくプレーできて良かったです」
大神雄子さん
「楽しい時間を過ごせました。試合に勝ったり負けたりこれからいろんなことがあると思います。今わからなくても、5年後、10年後にこれで良かったんだ、と思えるように、また明日からチームで頑張ってほしいと思います。また、今日ここで友だちになった人もいると思います。絆をどんどん深めて、私も東北出身なので、東北魂でバスケットを通してこれからも頑張っていきましょう。今日はありがとうございました。みんなナイスファイト!」
馬場一 大会実行副委員長
「選手の皆さんのパワフルなプレー、スピーディーなプレー、そして真剣なまなざし、本当に感動しました。優勝したチーム、本当におめでとうございます。勝つ経験も負ける経験も、どちらも貴重な経験です。負けを知らない勝利者はいません。失敗を知らない成功者はいません。ぜひこれから部活に勉強にしっかり取り組んで、人生の成功者になれるよう毎日鍛錬していってください」
この後行われる、野球、サッカー、吹奏楽などの模様は追ってレポート予定です。
「SoftBank 東北絆CUP」を見に行こう!
「SoftBank 東北絆CUP」は、スポーツ(バスケットボール・野球・サッカー)、文化活動(吹奏楽・民俗芸能)に励む東北の子どもたちが、親善試合や舞台発表、プロアスリートや専門家からの指導を通じて、精いっぱい楽しみ、互いに交流を深められる機会となっています。会場は種目ごとに各県に設けられ、自由に入場・観覧いただけます。参加する子どもたちはもちろん、保護者や地域住民の皆さんもぜひ会場へ足を運んでくださいね。
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スポーツ・文化活動を被災地の子どもたちへ。「SoftBank 東北絆CUP」にかける思い |
(掲載日:2018年8月8日)
文:ソフトバンク編集部