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バーチャル空間でバスケ仲間とつながる絆! コロナ禍で生まれた新たな観戦スタイル

バーチャル空間でバスケ仲間とつながる絆! コロナ禍で生まれた新たな観戦スタイル

8月16日(日)、日本バスケットボール協会(JBA)主催により、競技やカテゴリーの垣根を超えたオールバスケットボールのエキシビション「BASKETBALL ACTION 2020 SHOWCASE」が開催。そこで、Bリーグのトップパートナーであるソフトバンクが、withコロナ下で会場で応援ができないファンのために、バーチャル空間で観戦や応援が楽しめるアプリの試行イベントを開催したので取材してきました。

BASKETBALL ACTION 2020

BASKETBALL ACTION 2020 SHOWCASE

新型コロナウイルス感染症の拡大などで日本全体が落ち込む中、日本バスケの「超える力」そして「叶える力」を信じて、歩みを止めることなく一歩一歩前進していくために立ち上げられたプロジェクト。今回、その第一弾として、東京 国立代々木競技場 第一体育館で、男子車いす、3x3および5人制の各日本代表が一堂に会して紅白戦などを行うエキシビション「BASKETBALL ACTION 2020 SHOWCASE」が開催されました。

日本を元気にするために。BASKETBALL ACTION 2020 SHOWCASE

本イベントでは、バスケットLIVE およびスポーツナビにてライブ配信を行い、合計約75万視聴数を記録し会場キャパシティーの1万人をはるかに超える方々が視聴する機会となりました。

  • 対象の動画の再生数であり、視聴者実数とは異なります。

BASKETBALL ACTION 2020 SHOWCASE

バーチャル空間で、SHOWCASEを仲間と一緒に観戦

バーチャル空間で、SHOWCASEを仲間と一緒に観戦

今回体験したアプリは、仲間と会場に行って観戦できない、一緒に盛り上がれない状況を、最新テクノロジーを使うことで、バーチャルだけれど同じ空間を共有し、応援の気持ちをアバターを通して可視化。

試合に集中できる「全画面映像集中モード」、選手やプレーを好きな視点で真剣に見たいときの「マルチアングル切り替え機能」、アバターを使って仲間とバーチャル空間上に集まって観戦したり、アバターが拍手やジャンプをして応援できる「リアクション機能」などを楽しむことができます。

アプリを立ち上げ、自分のアバターを設定して、観たい「観戦ルーム」を選び、入場しました。

アバターを選択しアカウント名をつけて入場

アバターを選択しアカウント名をつけて入場

ワクワクしながら待っていると、いよいよ試合が開始されました。

リアクションボタンは、ジャンプ、拍手、ガッツポーズ、がっかりの4種類。ナイスプレーのときは、仲間たちとチャットで一緒に盛り上がれます。

アバターがジャンプして応援している様子

3つのアングルから、好きなカメラアングルで選択できる機能も。推し選手を追いかけられますね。

仲間とのチャットが楽しい。バーチャル空間だからこそできること

仲間とのチャットが楽しい。バーチャル空間だからこそできること

試合終了後は、アプリ体験会の参加者たちに感想を聞きました。

体験してみてどうでしたか?

白井「大学時代の仲間と観戦したのですが、同窓会気分でチャットしたりしたのが楽しかったです。家で一人でテレビ観戦するのと違って、”友だちといる感”はありました」

自身も学生時代バスケの選手だったという白井さん

自身も学生時代バスケの選手だったという白井さん

仲間と使いたいと思った機能があれば教えてください。

白井「チャットですね。今日も『このプレー、熱い!』とか、『渡嘉敷来夢ちゃん、戻ってきたんだね』」とか、『この選手の出身校はどこ?』といった会話をしました」

どんな試合でこのアプリを使ってみたいと思いますか?

白井「同じチームのファンの友人と、Zoom飲み会のように時間を合わせて観るというのをやってみたいですね。自分もバスケをやっていたので、真剣に応援したいときは試合の全画面映像集中モードのほうが集中できると感じました」

続いて話を聞いたのは、コアなバスケファンの吉田さん。

体験してみてどうでしたか?

日本代表のユニフォームと川崎ブレイブサンダースのマスクと腕時計をして参加した吉田さん

日本代表のユニフォームと川崎ブレイブサンダースのマスクと腕時計をして参加した吉田さん

吉田「最初は大画面、アバターワールド、マルチアングルのどれで観るのかみんなで試行錯誤していました。慣れればいいと思います。何より、会えないところをつなぐことができる環境というのはありがたいと感じました」

アバターが応援で使うリアクションボタンに関する感想があれば教えてください。

吉田「応援というのはチームの独特のものがあるので、地域に愛着を持ってもらえるようなオリジナリティのあるメッセージがほしいです。観戦ルームも、『川崎部屋』に入れば川崎コールができるような仕組みとか、より価値観を共有するためのすみ分けや選択肢ががあってもいいですね」

どんな試合でこのアプリを使ってみたいと思いましたか?

吉田「『2日後の試合で集まろうよ』みたいな、飲み会のようなのもありかなと。また、ライブのような熱狂はないかもしれないけれど、過去のあの試合はよかったとか、詳しい人が解説するアーカイブの観戦で集まるのもいいかもしれません」

吉田さんは声をかけて仲間をコートに集合させていました

吉田さんは声をかけて仲間をコートに集合させていました

開発プロジェクト責任者のコメント

関戸さん

ソフトバンク株式会社 サービス企画本部 スポーツ企画部 部長 関戸 淳文

「日本バスケ再始動でのイベントに関わることができたことを本当にうれしく思います。新型コロナウイルスの影響がある中、最新テクノロジーを使って、会場に行けなくても同じ空間で仲間と応援することを楽しんでもらいたいと思いました。改良を重ねて、10月開幕に間には合わないかもしれませんが、シーズン中を目指して、一人でも多くの方に使っていただけるようなものにしていきたいです」

5Gの本格化でコロナ禍でも楽しくなるバスケに期待

ソフトバンクは、グループ各社が協力し、AI温度検知ソリューションの提供や、唾液PCR検査などの提供という形のサポートも予定。B.LEAGUEのトップパートナーとして、1人でも多くのスポーツファンの方にバスケットボールの魅力を伝えるために、「バスケットLIVE」での試合の配信を始めとする取り組みを行っています。

BASKET ACTION 2020特設サイト

左から、B.LEAGUE チェアマン 島田 慎二氏、ソフトバンク株式会社 代表取締役 副社長執行役員 兼 COO 榛葉 淳、公益財団法人日本バスケットボール協会 会長 三屋 裕子氏

左から、B.LEAGUE チェアマン 島田 慎二氏、ソフトバンク株式会社 代表取締役 副社長執行役員 兼 COO 榛葉 淳、公益財団法人日本バスケットボール協会 会長 三屋 裕子氏

(掲載日:2020年8月27日)
文:ソフトバンクニュース編集部

10月のB.LEAGUE開幕まで待ちきれない人は過去の映像を見て復習しよう

バスケットLIVE

日本の全バスケファンに贈る!「バスケットLIVE」
「B.LEAGUE」のB1・B2全試合など、国内バスケットボールのライブを楽しめるアプリ。見逃し配信やダイジェスト、プレー集、特集映像なども配信しています。

VR SQUARE

圧倒的な臨場感で試合を再現「VR SQUARE」
さまざまなVR体験が可能で、バスケットボールの他に、プロ野球のライブ配信や格闘技、舞台、野外フェスなど多ジャンルのコンテンツを配信。複数のVRカメラの視点から視聴できる。