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ディスプレーを折りたためる5G対応デバイスが登場。国内キャリアではソフトバンクが独占販売

ディスプレーを折りたためる5G対応デバイスが登場。国内キャリアではソフトバンクが独占販売

2021年3月4日、モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社、レノボ・ジャパン合同会社がオンラインで新製品発表会を開催。ソフトバンクから菅野圭吾 常務執行役員が登壇し、両社から発表された新製品の「razr 5G」と「ThinkPad X1 Fold」について、ソフトバンクが日本国内キャリアとして独占で販売することを発表しました。

ともに5Gに対応。ユニークな “フォーダブル” 形状も特長

(左から)共同会見に登壇したソフトバンクの菅野圭吾常務執行役員、レノボ・ジャパン合同会社のデビット・ベネット代表取締役社長、モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社の 松原丈太(まつばら・じょうた)代表取締役社長

(左から)共同会見に登壇したソフトバンクの菅野圭吾常務執行役員、レノボ・ジャパン合同会社のデビット・ベネット代表取締役社長、モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社の 松原丈太(まつばら・じょうた)代表取締役社長

まず、モトローラ社が「razr 5G(レーザー・ファイブジー)」の特長を、本体が二つ折りにでき、コンパクトに持ち運びが可能なフォーダブルスマートフォンであると紹介。折りたたんだ状態でもアプリの起動ができるよう、本体の背面にサブディスプレーの「クイックビューディスプレー」を搭載されていることや、アプリの「Motoアクション」使うことで、手首を2回ひねるとカメラが起動し、3本指で画面にタッチするとスクリーンショットが撮れるなど、ユニークな形状だからこそできる、さまざまな機能について説明しました。

razr 5G

ThinkPad X1 Fold

続いて画面を折りたたむことができるパソコン「ThinkPad X1 Fold(シンクパッド・エックスワン・フォールド)」をレノボ社が紹介。専用のタッチペンとキーボードを使えば4通りのスタイルで使用することができます。

また、5Gに対応し、モバイルネットワークを通していつでもインターネットに接続できるAlways Connected PC(ACPC)であることを強調。フォーダブルな形状だけではない、未来のモバイルコンピューティングの新しい使い方を示しました。

デバイスは場所を選ばず、いつでもモバイルネットワークにつながるのが常識になる

最後に菅野常務執行役員は、両社とのこれまでの取り組みを振り返るとともに、これからの新しい取り組みを非常に喜ばしく思っているとし、「5Gに対応したユニークな両端末をぜひ、手にとって楽しんでいただきたい。リモートワークになって生活様式、仕事の仕方が変わってきている中、お客さまのニーズも変化していく。“5Gを常識にすべての人に選択肢を“を合言葉に、今後とも両社のユニークな端末と通信をかけ合わせてお客さまのライフスタイルをサポートし、使いやすい形式をどんどん提供していきたい」と締めくくりました。

デバイスは場所を選ばず、いつでもモバイルネットワークにつながるのが常識になる

ThinkPad X1 Fold

世界初画面を折りたたむことができるパソコン「ThinkPad X1 Fold」を、実際に体験してみました。なぜ、画面が曲がるのか? その仕組みも、詳しくはこちらでご紹介しています。

折って、たたんで、5Gで高速通信もできる。変幻自在パソコン「ThinkPad X1 Fold」を使ってみた

  • 世界で年間100万台以上出荷の大手パソコン機器メーカーにおいて世界初のフォルダブルPC。2019年5月、レノボ調べ。

(掲載日:2021年3月8日)
文:ソフトバンクニュース編集部