11月16日、バルミューダ株式会社の製品発表会が行われ、通信キャリアではソフトバンクで独占販売される5G対応スマホ「BALMUDA Phone(バルミューダ フォン)」が発表されました。これまで世の中に数々の感動や驚きを送り出してきたバルミューダ が、どのようなスマホの新たな体験や驚きを提案してくれるのか、発表会の模様を取材してきました。
コンセプトは「コンパクト。そしてエレガント」。バルミューダの変わらない姿勢と新しい可能性とは
8月に発表されているように、バルミューダの新たな挑戦としてハイテクノロジー製品に特化した新ブランド「BALMUDA Technologies」を展開し、その第1弾となる製品が5Gスマホです。発表会では、「BALMUDA Phone」の特長やこだわり、ソフトバンクが独占販売にいたった背景などについて語られました。
バルミューダ株式会社 代表取締役社長 寺尾玄氏は、設立当初から18年に渡る経営や製品開発を振り返り、その上での「BALMUDA Technologies」の展開、そしてその第1弾となる製品が5Gスマホであることに触れ、今回の「BALMUDA Phone」の特長やこだわりを説明。
寺尾「創業から18年間必死に走り続けて、好きなことをやってきました。その中で、一番やりたかったことは何だろう? と振り返ったとき、パーソナルコンピュータ=スマホをやりたいと思いました。動機は大きく2つ。1つめは、世の中のスマホが画一的になっていること。2つめは、ここ十数年間で画面がどんどん大きくなり、レギュラーサイズは6inchにもなっていること。
そこで、スッキリとより良い体験をできるスマホがこの『BALMUDA Phone』。サイズは、最良の大きさに近い4.9inch。私自身が手掛けたデザインでは、1日50〜100回触っても疲れないように直線のない曲線にこだわりました。河原に落ちている石のように、少しザラつきのある仕上げにしています。使えば使うほど味わい深くなるようにしています。音にもこだわり、以前から付き合いのあったミュージシャン仲間と全部で50曲作りました」
「BALMUDA Phone」の特長
- 持ちやすいサイズや形状を考えたこだわりのデザイン
- バルミューダ独自の基本アプリで新たなスマホ体験が可能
- 使う人の個性を表現できるホーム画面
ソフトバンク株式会社 常務執行役員 菅野圭吾を交えてのトークセッションでは、寺尾社長は、ソフトバンクのフランクでチャレンジし続ける姿勢に共感して、相性の良さを感じたため、独占販売にいたったと説明しました。
菅野「普段から愛用しているトースターなどを作っているバルミューダさんがスマホを作るということに驚きを感じたのと、独占して取り扱えることに非常に喜びを感じています。これから、一緒に山を登っていく第一歩として共に歩んでいきたいと思います」
「BALMUDA Technologies」ではスマホ以外の製品開発も進んでいるとのこと。どんな製品がこの後に登場するのかも、目が離せませんね!
- “ソフトバンク”、バルミューダ初のスマホ「BALMUDA Phone」を11月26日に発売(ソフトバンク株式会社プレスリリース、2021年11月16日)
バルミューダ初の旗艦店もオープン
(掲載日:2021年11月16日)
文:ソフトバンクニュース編集部