給与を電子マネーで支給する仕組みのこと
給与もキャッシュレス化。デジタルマネーで受け取る新たな選択肢
給与デジタル払いは、銀行振込ではなく、電子マネーやスマホ決済で従業員に給与を支給する仕組みです。キャッシュレスの普及や送金サービスの多様化を背景に、2023年4月に労働基準法施行規則が改正され、デジタルマネーによる給与の支払いが解禁されました。
給与デジタル払いは、スマホの決済アプリなどを通して給与を受け取れるため、残高をチャージする手間も省けるなど利便性の高さがメリットです。企業が対応していれば、従業員は家計の管理方法やライフスタイルに応じて、給与の一部をデジタル給与、残りを銀行口座への振り込みに分けて受け取ることもできます。
ソフトバンクグループ各社においても、PayPay株式会社が、PayPayアカウントでの給与の受け取りを可能にする「PayPay給与受取」をソフトバンクグループ各社の従業員向けに先行して提供開始したことを受けて、希望する従業員を対象にデジタル給与払いを実施することを発表しています。
関連プレスリリース
- ソフトバンクグループ10社が給与デジタル払いに対応して 「PayPay給与受取」を利用開始(2024年8月9日 グループ企業10社)
(掲載日:2024年9月17日)
文:ソフトバンクニュース編集部