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ソフトバンクアカデミア生の紹介:髙原 幸一郎さん(株式会社NearMe CEO)

髙原 幸一郎さん(株式会社NearMe CEO)

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事業内容を教えてください

地域の課題に向き合いたいという思いから、モビリティ課題に着目した「NearMe」というスタートアップを経営しています。1人で1台のタクシーに乗るのではなく、複数人で1台に相乗りする(シェア乗り)というライドシェアサービスを、AIテクノロジーを駆使して日本中で提供しています。自宅から空港までのドアツードア移動をメインに展開しておりますが、高齢者の免許返納後の移動や、減便・廃線が進むバスの代替として、大型タクシーをオンデマンドでシェアする仕組みを自治体に提供することも増えてきています。この仕組みがさらに日本全国、全世界に広がるよう取り組んでいます。

アカデミアに応募しようと思ったきっかけを教えてください

事業を経営する中で、AI技術を用いた自動運転や配車アプリなど、ソフトバンクグループ内でのモビリティに関わる取り組みとNearMeのビジネスが交わることで、新たなシナジーや価値を生み出せる可能性を感じ、応募しました。アカデミアについて調べる中で、志を持つ仲間と切磋琢磨(せっさたくま)ができるコミュニティにも魅力を感じました。
また、世界を代表する経営者である孫校長のマインドや考え方を近い距離で直接学びたいという興味もありました。実際、入校式で3分間プレゼンする機会をつかみ、孫校長へ直接、事業や自分自身について話せたことは、とてもワクワクする出来事でした。毎年プレゼンプログラムで経営テーマについて考え抜き、予選を勝ち抜けば孫校長へ直接アピールできる場があるというのは、入校して良かったと思うポイントです。

アカデミアの魅力、コミュニティで得られたことを教えてください

横のつながりが強いコミュニティなので、在校生でも卒業生でも、普段のビジネスの中でアカデミア生という共通点があるだけで一気に距離が縮まる経験を何度もしました。以前から接点のあった人も、新たに知り合った人も、アカデミア生という共通項によって強くつながり、事業連携や共同イベントの機会が多数生まれてきました。横のつながりで事を成すコミュニティなのだなと実感しています。

実際に入校してみてイメージと違った点や驚いた点はありますか?

入校前も先入観はなかったのですが、思った以上に、アカデミア生全員が、プログラムやコミュニティ形成に真摯(しんし)に、真剣に向き合っている熱意を感じました。ただ集まるだけのコミュニティではなく、貢献意識・ギブの精神を共有している洗練されたコミュニティだと感じています。出会ったことがない面白い人たちやインパクトの強い人たちもいますが、全体的にバイブスが合う人が多く、コミュニティとしての多様さは特に印象的です。

アカデミアでの学びを通じて、ご自身の視野や考え方は変化しましたか?

ソフトバンクグループ内でのAIに関するリアルな動きを目の当たりにでき、ソフトバンクが目指していること、未来がどうなっていくのかに対する思考が深まりました。直近のプレゼンテーマはAGI・ASIに関するものでしたが、孫校長へプレゼンしたいモチベーションもあり、事業に置き換えて自分軸で考える機会となりました。その結果、未来を見据えて、今後事業として何をするべきかへの理解が深まり、視座も高まったと思います。

髙原さんの志を教えてください

日本が抱える地域課題をテクノロジーによって解決し、継続成長できる社会を実現することが私の志であり、その大きなテーマとして移動を掲げています。アカデミア生になったことで、情報経営イノベーション専門職大学(iU)の正教授に選出されるなど、いままでできなかったアプローチが可能になっています。
これからもコミュニティに貢献しつつ、インパクトある事業を作り続けたいと思っています。アカデミアという刺激的な環境のなかで、事業が加速していく期待と、そうなるように動いていくぞという気概に満ちあふれています。

アカデミアに興味を持っていただいた方へのメッセージをお願いします

間違いなく、自分自身の成長の機会になると思います。プログラムだけでなく、ここでの多くの出会いや学びを通して、成長速度が引き上がる機会が多くあるので、少しでもピンときたら迷わず応募してみてほしいです。何度でも応募できるので、自分自身でハードルを上げずに、アカデミアが良いかもと思ったらまず応募してみてください。

求む!後継者。
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ソフトバンクグループの未来を担う人材を、グループ内外問わず、広く募集しています。共に成長し、限りない可能性を秘めた未来の扉を開く志高いメンバーをお待ちしています。

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(取材日:2024年11月)
文:ソフトバンクアカデミア事務局