高校バスケットボール界最高峰の大会「SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会」(以下「SoftBank ウインターカップ2024」)。全国から選び抜かれた男女各60校の最後の想いをぶつけた熱戦が、2024年12月23〜29日の1週間、繰り広げられました。史上最多の観客動員数を記録した大会会場の模様をレポートします!
目次
バスケに励むみんなをサポート! その思いが詰まった東京体育館
将来のNBA選手や日本代表選手を輩出する重要な舞台となっている本大会。過去には八村塁選手や河村勇輝選手など、現在国際舞台で活躍する選手たちが腕を競ってきました。大会公式応援団長には、河村選手が就任しています。
「SoftBank ウインターカップ2024」のメイン会場となる東京体育館を訪れたこの日も、多くの人が応援に駆けつけていました。
入り口には、出場している男女各60校とお父さんがコラボしたポスターが一堂に。お目当ての高校を見つけて写真を撮ったりと、フォトスポットになっていましたよ。


入場してまず向かったのは、バスケットボールなどのスポーツに取り組む子どもたちを応援する、2つのサービスを紹介したソフトバンクのブースです。
生涯のプレー成績(スタッツ)を記録する「MY試合記録」
公益財団法人日本バスケットボール協会(以下「JBA」)と連携し、活用を推進している「MY試合記録」。小学生から社会人まで生涯にわたるスタッツ※1を記録・蓄積することを目的としたウェブサービス(ベータ版)です。
- ※1
得点やアシスト、リバウンドなどのプレーの成績。
選手やチームごとにスタッツを記録できるほか、大会運営者などが記録した試合結果を読み込むことで、スタッツを蓄積していくことができます。
大会公式ウェブサイトから、スタッツのデータを読み込むことができる
ソフトバンク株式会社 コンシューマ事業推進統括 スポーツ企画2部
佐々木 隆成(ささき・りゅうせい)
小学校から中学校、高校へと進む過程で、選手やチームごとの記録をずっと残せるようにしたいという思いからこのサービスが生まれました。
ウインターカップなど大きな大会では、主催者側がデータ化し、ホームページに公開していることがあります。ただ、地方の大会や小規模なイベントでは、紙で記録されるだけでデータとして残らないことが多いんです。選手やチームのスコアを記録することで、いつでも振り返ることができるだけでなく、成長を確認したり、課題を見つけたりすることに役立てられると思います。
動画で、学ぶ・撮影・比較・振り返る「AIスマートコーチ」
タブレットやスマートフォンで撮影した動画とお手本となる動画を並べて比較することで、どこが違うのか、改善すべき点を視覚的に把握することができる「AIスマートコーチ」。
AIによる骨格解析では、映像だけでは分かりにくい腕や脚など骨格の動きが確認できたり、マッチ度判定で理想のフォームとの差を数値で確認したりすることも可能です。


「AIスマートコーチ」でも、JBAやB.LEAGUEと連携したコンテンツを用意しているため、男子日本代表やB.LEAGUEの選手がお手本動画に出演していたりと、バスケットボールのコンテンツが充実しています。バスケットボールの他にも17種目と体育に対応しており、小中学校の部活動の8割以上の競技に対応しているんですよ。
試合会場にあふれる白戸家のお父さん! 今年は飛びました!
試合が行われるコート入り口には、白戸家のお父さんのボール型バルーンがお出迎え。会場には八村選手とお父さんのビッグフラッグなど、会場の至る所にお父さんの姿があふれています。


そして、今大会後半に初登場したのが、お父さんの巨大バルーン! チキンラーメンのひよこあにきと共に、会場内をふわふわ飛んで雰囲気を盛り上げていました。
空飛ぶお父さんもいます👀✨
— SoftBank (@SoftBank) December 28, 2024
チキンラーメンのひよこあにきと夢の共演!
お父さんメインの動画はこちら👇#フライングお父さん https://t.co/XUxYR2hicp pic.twitter.com/XUTp6vqPJs
新たなスター誕生? 「SoftBank ウインターカップ2024」で輝いた高校生たち
2024年12月28日に行われた女子決勝戦は、京都精華学園(京都)が慶誠(熊本)を59-54で下し優勝しました。京都精華学園は3連覇を達成するとともに、慶誠は熊本県勢として初の準優勝という快挙に。


12月29日の男子の決勝戦では、日本代表に選出された #8 渡邉伶音選手などを擁する福岡大学附属大濠が鳥取城北を77-57で下し、3年ぶり4度目の優勝。鳥取城北は鳥取県勢初の決勝進出を果たしました。


年々注目が集まっている本大会。会場を埋め尽くした観客の熱気と選手たちの懸命なプレーが融合し、高校バスケットボールの新たな歴史が刻まれた7日間となりました。来年も、選手たちの成長と共に、さらなる熱戦を楽しみにしています!
高校バスケ日本一決定戦「SoftBank ウインターカップ2024」見逃し配信中!

国内バスケ専門の配信サービス「バスケットLIVE」では、都道府県予選を勝ち抜いてきた男女各60校が高校日本一を目指す「SoftBank ウインターカップ2024」の全118試合を、2025年12月21日まで見逃し配信中です。
(掲載日:2025年1月15日)
文:ソフトバンクニュース編集部