ソフトバンク株式会社は、東京都港区にある芝商業高等学校の高校2年生を対象に、実践的な金融知識の習得に向けた授業を実施。生徒たちはソフトバンクの個人株主を増やすためのアイデアを検討・発表を通じ、投資や株の基礎知識、ソフトバンクの企業活動について学びました。
高校生に向けて、個人の資産形成や企業の仕組みなどを講義
小学校から高等学校で3年前から必修科目となった金融教育。資産形成の1つである投資には元本割れや損失の可能性があり、教員の立場上教えづらいという課題があります。
そのような背景の下、2025年3月に金融に関する講義を芝商業高校で行いました。お金や株に関する基礎知識、ソフトバンクの会社概要や個人株主向けの施策など、生徒たちが個人の資産形成から企業の仕組みまでを包括的に学び、実践的な知識を身に付けることを目的としています。

講義で学んだ内容をもとに生徒たちが取り組んだのが、「ソフトバンクの株式を保有する若年層の増加に効果的な施策・アイデア」の検討。生徒が30チームに分かれて、情報発信方法や株主優待、学習コンテンツなどに着目し、アイデアの検討を行い、プレゼンテーションに臨みました。

30チームがさまざまなアイデアを発表。1位に選ばれたのは…?
迎えたアイデアの発表当日、各チームが生徒や審査委員であるソフトバンク社員の前で発表。30チームがさまざまな視点から、どうしたら若年層にソフトバンクの株式を持ってもらえるかを考え、競い合いました。


発表の内容は、新しい発想や独自の視点があるか、現実的に実行できそうか、多くの若い人に影響を与えられそうか、などの観点から4人のソフトバンク社員により評価されました。どのチームも柔軟な発想で面白いアイデアを提案する中、栄えある第1位に輝いたのは、新しい料金プラン「株主プラン」を提案したチーム。株主になって通信料金を節約するというアイデアで、審査員からはユーザーも会社もWin-Winになると評価されました。

優勝したチームの代表は、「最初の方はアイデア出しに難航しましたが、あるときに料金プランとセットにするアイデアが面白いとみんなで意見が一致してこのアイデアに決まりました。準備してきたものが1位に選ばれてうれしいです」とコメントしました。
その他、参加した生徒たちから次のような感想が寄せられました。
- 長期的に株に興味を持ってもらうためにゲームを利用した企画を作りました。準備する中で今まで考えてこなかった投資について深く考える機会になって良かったです。
- 準備にかなり時間がかかるテーマだったので、 練習があまりできませんでしたが、あえてソフトバンクのキャラクターをゲームに取り入れた企画にすることで、かわいらしく面白いのができたんじゃないかなって思います。
- 塾の買収計画のアイデアを考えてみました。結構いい案だと思っていたんですけど 、やっぱり資金源のところがネックに感じてました。
今回審査員を務めた、人事総務本部 社員サービス・オフィス管理統括部 統括部長の橋口忠昌は、「今回の取り組みは、約半年前に校長先生と何か面白いことはできないかと話したところが出発点でした。ソフトバンクはスマホの会社というイメージがありますが、実はAIの事業に取り組んでいたり、グループ企業にはLINEヤフーやZOZOといった皆さんの身近にあるサービスを提供している会社を傘下に持っていることを知ってもらえたことが非常にうれしかったです。引き続きいろんな連携をしていけたらと思います」とコメントしました。


後日、上位4チームに選ばれた生徒の皆さんはソフトバンク竹芝本社に招待され、表彰式とオフィスツアー、社員食堂でのランチを楽しみました。
(掲載日:2025年4月7日)
文:ソフトバンクニュース編集部
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