最近、少しずつ耳にするようになったMR(Mixed Reality=複合現実)というキーワード。でも「現実空間」とデジタルの「仮想空間」を混合させることで新しい空間を作り出す技術がMR……と言っても、なかなかイメージが浮かびませんよね。そんな悩みを抱えていたところ、MRがどんなものか一目で分かるイベントがあるという情報をキャッチしたので、早速取材に行ってきました!
富士急ハイランドで行われた「Ingress」のAgent Olympiad 2018に潜入!
取材で向かったのは、来場者の去った夜の富士急ハイランド。ピンときた人もいるかもしれませんが、今年も人気ゲーム「Ingress」のAgent Olympiadが富士急ハイランドで開催されたんです。国内はもちろん、海外からも多数の精鋭エージェントが参戦。深夜2時まで約7時間の白熱した戦いが繰り広げられました。
「エージェント? Agent Olympiadって何?」という人は昨年の記事をチェックしてみてくださいね。
当日は朝から雨でしたが、開始10分前に天気が回復。“持ってる”イベントです!
イベントの戦況解説で、開発中のMR Intel Simulatorをお披露目! まずは動画をチェック!
Ingressは、エンライテンド(覚醒勢力)と青色のレジスタンス(抵抗勢力)の陣取りゲーム。イベントを生放送したニコニコ動画では、会場近くのホテルの一室で戦況を解説していたのですが、その一部でソフトバンクが開発中の「MR Intel Simulator」を少しだけ紹介させていただきました。
「MR Intel Simulator」の仕組みを簡単にご紹介!
- カメラで中心点(白い六角形)を撮影
- Ingressのプラットフォームからデータを取得
- 取得したデータを3Dマップなどと組み合わせてデジタルの「仮想空間」を作成
- ホロレンズ(ゴーグル)が中心点を認識すると「現実空間」の中に「仮想空間」が登場、MR(複合現実)に!
- ユーザーは「複合現実」の中で目線の共有や、手を動かすことで「仮想空間」の操作が可能
3人が体験している世界を表現するとこうなります!
少し前までSFだと思っていた世界がもう現実になっているんです。MRを体験された出演者の皆さんからも「もはや、マンガやアニメの世界!」「これを使いながら作戦会議したら楽しそう!」といった声が上がりました。ゲームとMRって相性が良いのかもしれません。
今後、一般の方々にも「MR Intel Simulator」を体験していただける場を作る予定なので、興味がある方は楽しみにしていてくださいね♪
昨年に続き、今年もPepperが各チームの戦況をお伝えしました
白熱したイベントの様子はニコニコ生放送のタイムシフト視聴でチェック!
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(掲載日:2018年7月12日)
文:ソフトバンクニュース編集部