SNSボタン
記事分割(js記載用)

プロ野球開幕戦で試したニュー観戦スタイルが “S15(サァイコー!)” だった話。

f:id:sbn_21:20200702145209j:plain

待望の2020プロ野球が開幕。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、球場での観戦ができない中での”ニュー観戦スタイル”を試す編集者の体験記、後編です。

  • ちなみに「S15(サァイコー!)」は、福岡ソフトバンクホークスの2020年のスローガンです。「サイコー!」と「さぁ、行こう!」の意味を持ちます。

    ちなみに「S15(サァイコー!)」は、福岡ソフトバンクホークスの2020年のスローガンです。「サイコー!」と「さぁ、行こう!」の意味を持ちます。

前回のあらすじ

これぞ“ニュー観戦スタイル”!? 1万円でできる、自宅でもっとプロ野球観戦を楽しむ方法(準備編)

いよいよ開幕するプロ野球。しかし当面はテレビやインターネット配信の視聴のみ。自宅でもっと楽しめる観戦方法を考えよう! ということで、新しい観戦方法を調べつつ、“まずは形から”ということで必要なアイテムをオンラインで購入。そして開幕本番を迎えるのであった。

開幕の瞬間を“どこ”で迎えようか… 僕の下した選択は

開幕の瞬間を“どこ”で迎えようか… 僕の下した選択は

いよいよ開幕と思うと、何だかソワソワして落ち着かない…。集中力もどこか散漫な感じがするし、いっそのことフレックスタイムを使って勤務時間を早く切り上げてしまおうか、とさえ頭をよぎってしまう。こんなにプロ野球開幕が待ち遠しく感じるなんて、やっぱり自分は野球が好きなんだな。

今日(開幕戦当日)は、ホークス好きな友人たちとウェブ会議システムでつながりながら観戦しようということになった。ちょっとフライング気味に業務を終え、さっそくログインしてみると、既に全員ユニフォーム姿。ここまで熱い人たちだっけ? でもみんなプロ野球が待ち遠しかったんだな…と妄想しながら、ユニフォームに着替えた。

開幕の瞬間を“どこ”で迎えようか… 僕の下した選択は

「お疲れさまー! みんな盛り上がってるねー! どのチャンネルで観戦してるの?」

「BSだよー」
「オレはTOKYO MX!」
「あ、わたしも!」
「うちはテレビがないから、パ・リーグLIVEですー」
「え、テレビないの? イマドキー(笑)」

ワイワイとたわいもない会話をしながら、試合開始までの時間を過ごす。実はこのとき、まだ迷っていた。このままウェブ会議システムでみんなと一緒に試合開始の瞬間を迎えるのか、それとも「VR SQUARE」で球場の雰囲気を感じながらその瞬間を迎えるのか。

「ちょっと、PayPayドームに行ってくるよ」

そう言い残して、VRゴーグルを装着。
自分一人しかいないバーチャル世界に入って行ったのだった。

これは贅沢すぎるぞ…! VR観戦のススメ

さて、「VR SQUARE」アプリを立ち上げて、「ソフトバンクホークスチャンネル」、ライブ配信の「6/19 千葉ロッテマリーンズ戦」を選択。

  • 開幕3連戦は現在、無料アーカイブ配信されています。
VR SQUARE

音楽ライブや舞台、スポーツ観戦など、さまざまなコンテンツを配信するVRプラットフォームサービス。音楽ライブやスポーツの試合を特等席から見ているような体験ができたり、複数の視点を切り替えて視聴したりすることができます。

VR自体は初めての体験ではないのだが、「VR SQUARE」でどんなことができるのか、事前に知っておくべきだろう。まずは、上下左右に首を振ってみる。球場で観るときと視界がほぼ一緒だ。中央にモニターがあって、選手の動きや試合の状況が見えるようになっている。さらに、カメラを切り替えると視点が変わる、つまり座席を移動することができる。

これは絶対に、球場に行くよりも贅沢な体験ができているに違いない!

そんなことをしているうちに、開幕セレモニーが始まった。

両チームの選手が3列で整列(平常時は1列)。福岡出身のラグビーワールドカップ2019日本代表 福岡堅樹選手の始球式も、投球姿をビジョンに映す「バーチャル始球式」の形式だ。さまざなところで新型コロナウイルス感染予防への配慮が見て取れる。

これは贅沢すぎるぞ…! VR観戦のススメ

東浜投手の先発で始まった試合、幸先よく先頭打者を打ち取る。

「よっしゃ、アウトオオオオオーー!」

あ、思わず叫んでしまった。この臨場感、球場と近い、限りなく近い! 一瞬、家にいることを完全に忘れていた。これが没入感というやつか。

興奮していたせいか、喉が乾く。ここで気づいたことだが、用意していたドリンクを飲んだりおつまみを食べようとするたびに、ゴーグルをズラして確認しなければならないのは、ちょっとめんどいかもなぁ…。一旦、休憩をすることに。また後で見てみよう。

「お、戻ってきたー(笑)」
「マジ、シュールな画だったよ(笑)」
「で、どんな感じなの? さっき叫んでたけど(笑)」

「それが、すごいんだよっ! 視点の切り替えができるから、座席移動してる感覚でさ、視界も球場にいるみたいなんだよ、うまく言葉で説明しきれないんだけど…でね、でね」

「おー! ナイスピッチ!」
「イェス、三振ー!」

ウェブ会議システムから歓声が上がる。VR SQUAREの魅力を熱く語っている間にも、試合は進んでいたのだ。みんなVRより試合か、そりゃそうだ(笑)。

打撃シーン、上から見るか? ぐるっと見るか?

今度はFR SQUAREを立ち上げる。複数のカメラで撮影した映像を切り替えて視聴したり、打ってるシーンなどをぐるっと好きなアングルから視聴したりできるのだ。

映像を自由に回転。FRはぐるっとお好みのアングルで、どうぞ

FR SQUARE

今までにない音楽LIVE、スポーツ等の映像視聴が体験できるサービス。舞台正面・側面など様々な角度から視聴できる「マルチカメラ」や、お気に入りメンバーだけを選んで視聴できる「推しカメラ」、映像を自由に回転できる「ぐるっとカメラ」など、様々な映像を楽しむことができます。

へー、FR SQUAREって天井からの映像もあるんだ! 他にもピッチャーメインとかバックネット裏とか、右側の映像を押すだけで切り替わるんだ。これは玄人にはめっちゃ楽しい仕組み!

で、サンプルで見たぐるっとカメラっていうのはどうやって見たら…あ、画面をタップすると右下にある「ぐるっとに切り替え」を押したら、おぉーーーー! これはスゴい! 感動!!

「見て!! これ、スゴいよ!!」

「何これ?」
「何? 何? 何のアプリ?」

アプリもスゴいが、みんなの食いつきも想像してた以上にスゴい。

「『FR SQUARE』で検索してみ?」

普段あまり見たことのない視点から見てみよう、と思って天井カメラに切り替えた。バッターボックスを真上から見れるアングルだ。打席には…誰? 小窓の映像でバレンティン選手ということを知る。

カキィーーン!

って、打ったボールどこーーーー(笑)!

場面に合わせて、自分で画面を切り替えないと、ボールが追いかけられないのか。この辺は自動的に変わってくれる野球中継の方が便利かなぁと思いつつ、うまい切り替え方法を習得したら、まさに自分だけのオリジナル中継が楽しめるかもしれない。奥が深い…。

これもニュースタンダードになるか。ライトスタンドの白い人影がハニーズとのコラボダンス…!?

7回裏の攻撃前といえば定番のあの曲、「いざゆけ若鷹軍団」。ハニーズもソーシャルディスタンスを取りながら、観客席からダンスパフォーマンスを披露している。

これもニュースタンダードになるか。ライトスタンドの白い人影がハニーズとのコラボダンス…!?

「(画面越しでみんなの大合唱)♪」
「やっぱこの曲聴くと気合入るよねー!」

ライトスタンドから応援していたPepperたちも、同じく曲にあわせて一糸乱れぬダンスを披露。音楽と踊りがキレイに合っていて、時代の進化にちょっと感動。今回は5体だけのようだが、もっと大量のPepperが並んでたら、どんな感じなんだろうか?ちょっとコワい気もするけど…(笑)

これもニュースタンダードになるか。ライトスタンドの白い人影がハニーズとのコラボダンス…!?

試合の合間にも映し出されていたが、外野スタンドやバックネット裏のシートにはたくさんのメッセージボードが置いてあった。ファンから寄せられた応援メッセージだそうだ。

ファンから寄せられた応援メッセージ

ファンから寄せられた応援メッセージ

自分たちだけじゃない。これだけ多くの人がプロ野球を待っていたんだ…! という思いが伝わってきて、胸が熱くなる。無観客の中でもファンや選手の声を届けてくれた球団にも、マジ感謝感激雨霰だ。

感動の瞬間も多視点カメラで逃さずキャッチ

8回裏、ついに柳田選手の犠牲フライで先制! あとはリリーフエースの森投手が抑えて…が、ホークスファンにとってはまさかの展開。9回表タイムリーヒットで1点返され同点。延長戦だ。

今年のプロ野球は延長10回までというルールなので、これを抑えれば負けることはない。その10回の表に登板したのは、昨年大活躍で新人王にも輝いた高橋礼投手。事前の情報収集が足りなかったのか、今年の先発ローテーションの一角と思い込んでいたこともあり、想定外の采配に興奮。ヒヤヒヤするシーンもありながら無失点に抑えて、いよいよ10回裏、最後の攻撃だ。

「あとは勝つだけだね!」
「1点。1点でいいんだ!!」

そして迎えた2アウト3塁のチャンス。バッターボックスには栗原選手。開幕前の練習試合でも活躍してたので、密かに期待していた選手だ。しかもわざわざ本職のキャッチャーではなく、ファーストでスタメンということは打撃も好調なのだろう。直前の打席でも得点につながるヒットを打っている。「決めてくれ…」祈るように画面を見つめる。

「打ったーーー!」

感動の瞬間も多視点カメラで逃さずキャッチ

ウェブ会議システムの向こうでも、みんなが満面の笑みを浮かべながら、大喜びだ。

「いやー、うれしいね!!」
「この選手知らなかったけど、今年の推しメンにするー」

「はい、これ」
チャットで、スポーツナビの栗原選手のプロフィールを送信する。

「栗原選手、今年の注目選手だな」

選手同士の肘タッチ!

選手同士の肘タッチ!

ベンチで見せる栗原選手のいい笑顔!

ベンチで見せる栗原選手のいい笑顔!

これまでだって、球場に行けないときはテレビで観戦しながら一人で応援していた。それが今回、デジタルの力を活用した新しい観戦スタイルを試すことで、自宅にいながらも、友人たちとワイワイ盛り上がれたのは、本当に新しい発見だ。そしてこれまでにはなかなか見ることのできなかったアングルからの映像や、あたかも球場にいるかのような臨場感が体験できるVR。球場に行けないときの自分史上「S15」の観戦スタイル、になるのかもな。

あー、でも早く球場に行きたい…。

(掲載日:2020年7月3日)
文:ソフトバンクニュース編集部

プロ野球がもっと楽しめる「VR SQUARE」「FR SQUARE」を体験してみよう

「5G LAB」は、5G時代ならではの臨場感あふれる視聴体験を実現するコンテンツ配信サービス。プロ野球開幕に合わせてホークス関連コンテンツの配信が開始されます。

VR SQUARE

VR SQUARE

App Store

Google Play

FR SQUARE

FR SQUARE

App Store

Google Play