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大切なのは「進化」すること。2021年度ソフトバンクグループ合同入社セレモニー

セレモニー

出席者は全員前日にPCR検査をするなど、新型コロナウイルス感染症対策を実施したうえでセレモニーを開催しました

2021年4月1日、ソフトバンクグループの合同入社セレモニーが開催されました。新型コロナウイルスの影響を踏まえ、会場にはソフトバンクグループ株式会社、ソフトバンク株式会社、ヤフー株式会社、LINE株式会社から新入社員代表が各社のTシャツを着用し1名ずつ出席。21社・約1,000名の新入社員がオンラインで参加しました。

失敗を恐れず、進化の芽となってほしい

孫正義

入社式の冒頭、ソフトバンクグループ代表の孫正義が祝辞を述べました。

「今年の入社式は、新型コロナウイルスの影響で大多数がバーチャル参加していますが、ソフトバンクグループの21社、約1,000名の新入社員が集うことになりました。グループとして初の試みであり、改めて大きくなったものだと感慨深く思っています」と合同入社セレモニーの感想を話してから、新入社員に最も伝えたいメッセージとして“進化”を挙げました。

「地球上に初めて生まれた生命体であるバクテリアには自己増殖と自己進化の機能があり、増殖時のコピーミスから進化した新種が生まれました」と進化の始まりについて語りました。

そして、これまでソフトバンクグループが成長できたのは、進化を続けてきたからだと語り、「自己増殖ももちろん大切ですが、意図的にコピーミスをしてみることで進化する場合があります。どんなことでもいいから、皆さんには進化の芽になっていただきたい。進化し続けることが、会社にとっても大事であり、皆さん一人一人、個人の人生にとってもとても重要なことです」と話し、最後に「進化しましょう」と新入社員代表とモニター越しの新入社員に向けて呼びかけ、あいさつを締めくくりました。

デジタル化が求められる今こそ、デジタルネイティブの力に期待

宮内謙

続いて、ソフトバンク株式会社 代表取締役会長 宮内謙が登壇。宮内は、自身が社会人になった1984年を振り返り「当時、体育館ほどの大きさだった高価なスーパーコンピューターよりも、現在のスマホの方が性能が優れている。まさにこれが進化だと思う」と述べてから、「ソフトバンクの仕事は情報革命であり、世の中のデジタル化を推進することです。皆さんもオンライン授業などを経験されたと思いますが、これからはデジタルコミュニケーションだけでなく、デジタルオートメーション、デジタルマーケティングも加速していきます。皆さんのようなデジタルネイティブ世代は即戦力です。これから一緒に、情報革命を推進してきましょう」と呼びかけました。

決意表明

その後、グループ各社に入社した社員の思いをまとめた動画を上映。そして、代表4名による決意表明が行われ、合同入社セレモニーは終了しました。

ソフトバンク株式会社の入社式では、代表取締役3名から祝辞が贈られました

宮川潤一

合同入社セレモニーに続いて、ソフトバンク株式会社の入社式が開催され、新入社員456名の中から代表者2名が出席しました。4月1日に代表取締役 社長執行役員 兼 CEOに就任した宮川潤一は「入社おめでとうございます。私は本日から社長になったという点で、皆さんと同じ1年生です。1年生同士、一生懸命努力していきましょう」とあいさつして、新入社員へのメッセージを話し始めました。

宮川は「ソフトバンクは『挑戦は進化である』ということを、とても大事にしています。言い換えれば、進化のためには挑戦をしなければならないということです。ソフトバンクの創業から40年がたちましたが、挑戦の連続で事業を拡大してきました。守りに入ることは難しくありませんが、今後も挑戦と進化の組み合わせでさらなる成長を続けていきたいと思います」と挑戦=進化であることを強調しました。

「ソフトバンクは『総合デジタルプラットフォーマー』を目指しているということです。ソフトバンクには多数のグループ会社があり、各社がさまざまなサービスを展開していますが、デジタルのサービスは全てプラットフォームの構造を持っています。ソフトバンクは、多様なプラットフォームのいわばマザーAIとして、それぞれを成長・最適化させ、総合的なマネジメントを担う役割を果たしていきたいと考えています。皆さんも挑戦にこだわり、どんどん成長してほしいと思います。成長を続ける企業文化を持つ会社へようこそ。一緒に新しいソフトバンクをつくっていきましょう」と今後目指すべき企業像と新入社員への期待を語りました。

続いて、代表取締役 副社長執行役員 兼 COOの榛葉淳と今井康之が登壇。榛葉は「私は皆さんと同じように、37年前に新卒としてソフトバンクに入社しました。それからは本当に楽しく、常にエキサイティングに過ごしています。ソフトバンクは、本当に多様な経験を積むことができる会社です。待ちの姿勢ではなく、ぜひ自分自身で挑戦していってください」と自ら能動的に取り組む姿勢の大切さを伝えました。

榛葉淳

榛葉副社長

今井康之

今井副社長

今井は「この竹芝本社ビルは、AIやIoTを駆使して働く人やテナントに快適な環境をつくっています。今後はオフィスビルだけでなく、工場や小売店でも同じことが起きていく中で、ソフトバンクが総合デジタルプラットフォーマーとして果たすべき役割は非常に大きいです。皆さんには、自分自身でキャリアのストーリーをつくること、そして多くの仲間とともに仕事をする楽しさを感じてほしいと思います」とメッセージを伝えました。

決意表明

授与

ソフトバンク株式会社の入社式では、代表社員の決意表明に加え、入社証書の授与も行われました

(掲載日:2021年4月2日)
文:ソフトバンクニュース編集部