消費者が電力使用量を制御することで、電力の需要(消費)と供給(発電)のバランスを取ること
電力供給量に合わせて、消費者が電気の使い方を工夫
日々の生活で使用している電気は、発電と消費が同時に行われ基本的に貯めることができません。そのため、需要量と供給量を一致させる必要があり、日々電力会社が調整を行っています。デマンドレスポンスは、電力の需給逼迫時の対策手段の一つで、電気の供給量に合わせて消費者が需要量を制御するために、電力会社と協力することで成り立ちます。
電力供給の安定化だけでなく、経済的なメリットも
デマンドレスポンスは、大きく2つに分類されます。「電気料金型デマンドレスポンス」は、電力需要がピークになる時間帯の電気料金を高く設定することで、消費者側が自主的に節電を行い、電力の消費量を抑制します。「インセンティブ型デマンドレスポンス」は、電気料金の高騰時や緊急時に、電力会社からの要請に従って電力消費量を抑制します。要請に応じた消費者には報酬が支払われます。デマンドレスポンスに対応することで、電力供給の安定化、二酸化炭素の排出量削減につながるほか、消費者にとっても電気代の節約などメリットがあります。
ソフトバンクでは、ソフトバンクでんきユーザー向けに、スマホアプリでゲーム感覚で楽しく電気使用量を節約する、節電(デマンドレスポンス)サービス「エコ電気アプリ」を提供しています。
デマンドレスポンスの関連記事
(掲載日:2022年8月22日)
文:ソフトバンクニュース編集部