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アスクルとソフトバンクが新事業「ビズらく」を開始。中小企業のデジタル化をトータルサポート

アスクルが中小企業のデジタル化をトータルサポートする新事業「ビズらく」を開始

アスクル株式会社は、ソフトバンクの協力の下、中小企業が抱えるお困りごとをデジタルの力で解決する新たなソリューション事業についての発表会を行い、新事業「ビズらく」のサービスを10月31日より開始しました。発表内容やサービス特長について紹介します。

デジタル化が進まない中小企業の “困りごと” を全面サポート

デジタル化が進まない中小企業の “困りごと” を全面サポート

冒頭、中小企業の半数が「DX」という言葉を知らないと指摘した、アスクル株式会社の吉岡晃代表取締役社長は、業務効率のためデジタル化を検討しているが「何から始めたらいいのか分からない」、「社内にIT担当者がいない」など、デジタル化やITの導入に関して中小企業が抱える悩みごとを解決する新事業「ビズらく」を開始すると発表しました。

デジタル化が進まない中小企業の “困りごと” を全面サポート

新事業をスタートした背景として、吉岡代表取締役社長は「電子帳簿保存法やインボイス制度などによる法改正、慢性的な人手不足の状況下での働き方改革によるDX化やデジタル化など、特に中小企業は時代の急速な変化から取り残されてしまわないように、お客さまに寄り添い、お客さまが『らく』をして課題を解決できる事業を目指す」と説明しました。

一貫したサポートで企業のデジタル化を後押し

「ビズらく」では、主に3つの柱でお客さまをトータルサポートします。デジタル化を導入する前のお困りごとや課題の明確化、課題を解決する商品の提案など、お客さまに寄り添ったサービスの提供ができる仕組みを構築しています。

特長❶ 小さなお悩みごともまず無料で相談「ビズらく相談室」

特長❶ 小さなお悩みごともまず無料で相談「ビズらく相談室」

電話またはオンラインでお客さまの業務に関するデジタル化やIT活用のお困りごとを専門スタッフに無料で相談できるサービスで、課題を抱える企業に対して課題を分析し分かりやすく解説する「デジタル化診断レポート」を提供します。職場のデジタル化の課題を明確化するだけではなく、この診断レポートを基に企業に合った最適なSaaS・通信商品を提案に役立てることができるようになります。

特長❷ IT担当者がいなくても安心の代行サービス「みんなのITサポート」

特長❷ IT担当者がいなくても安心の代行サービス「みんなのITサポート」

タブレットを活用した情報システム部門の代行サービスとして利用できる「みんなのITサポート」。「職場にIT担当がいない」など、多くの企業が抱えるITに関する課題を解決するためのサービスとして、十分なITサポート体制を提供するソリューションです。スマホやタブレット、パソコンに関するトラブルシューティングや、インターネットでの困りごとなど、さまざまなトラブルの相談が可能。専用タブレットには必要なアプリが事前にインストールされているため、すぐにサービスを利用できます。また、ビデオ通話による専門スタッフへの問い合わせもでき、気軽に相談が可能です。

特長❸ お客さまに合った最適な商品を提案

「ビズらく」では、使いやすく便利なSaaS・通信商品やサービスを厳選しており、お客さまのニーズに合わせて商品を提案します。Web会議システムや電子契約など、全14カテゴリから32商品をラインナップ。

特長❸ お客さまに合った最適な商品を提案

手頃な価格帯のオリジナル商品も提供しており、商品は「ビズらく」のウェブサイトから検索が可能です。取扱商品は今後順次拡大予定。

アスクル株式会社 事業開発室の成毛一行室長は、「中小企業の困りごとを解決し、皆さまの仕事が少しでも楽にできるよう力になりたい。身近なサービスとして進化できるよう努めていきたい」と意欲を示しました。

特長❸ お客さまに合った最適な商品を提案

アスクルとソフトバンクの強みを生かしデジタル化に貢献

アスクルとソフトバンクの強みを生かしデジタル化に貢献

「ビズらく」の展開にあたり、企業向け通信サービスやソリューション提供において豊富な実績を持つソフトバンクおよびグループ会社が、さまざまな支援を行います。登壇した、ソフトバンク代表取締役 副社長執行役員 兼 COO 今井康之は、日本の労働市場の多くを占める中小企業の約6割はデジタル化が進んでいないと指摘し、「ソフトバンクとグループ会社間で実施しているグループシナジー会議という場で、アスクルから提案がありぜひ実現したいと思った。中小企業に強いアスクルと連携することで中小企業のデジタル化へ貢献し日本を盛り立てていきたい」と述べました。

アスクルとソフトバンクの強みを生かしデジタル化に貢献

ソフトバンクでは、中小企業のお客さま向けのサービス強化を、2022年度以降の法人事業の重要な戦略として位置付けています。今井は、中小企業が国内企業の99.7%を占めていると述べ、ソフトバンクはこれまでも代理店(パートナー)を通じてサービスを提供してきたが、中小企業との接点は限定的だったとして、中小企業に対して圧倒的な顧客基盤を持つアスクルと協業することで自社やグループのサービスを効果的に届けたいと示しました。「中小企業、アスクルとソフトバンクでお客さまのいろんな声を反映してサービスを作りあげていく。これがまさに『ビズらく』の本質。中小企業のデジタル化の明日を作る、これは日本の明日を作ること」とサービスへの意欲を示し発表会を締めくくりました。

「ビズらく」のウェブサイトをみる

(掲載日:2022年11月4日)
文:ソフトバンクニュース編集部

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