10月3日、ソフトバンクとワイモバイルが同時に新たな料金プランの提供を開始します。選択肢が増えて、どれが自分にとって最適なプランなのか分からない…という方のために、ソフトバンクの「ペイトク」、ワイモバイルの「シンプル2」の特長と、タイプ別のオススメプランをまとめてみました。
目次
ソフトバンクとワイモバイルから新料金プランが登場!
まずは、ソフトバンクの「ペイトク」、ワイモバイルの「シンプル2」、各料金プランの推しポイントを知るところから。それぞれどんなプランなのか、特長を簡単に説明します。
ソフトバンクの「ペイトク」は文字通り “ペイ”して“トク”する料金プラン
「ペイトク」は、“ペイ” して“トク”するの名の通り、PayPayを使えば使うほどおトクになる料金プランです。ご存じのように、PayPayはスマホ決済した金額の一部がPayPayポイント※として付与され、買い物などに利用できます。「ペイトク」は、そのポイント付与率が最大の魅力なんです!
データ容量が30GBまで使える「ペイトク30」、50GBまで使える「ペイトク50」、無制限に使える「ペイトク無制限」の3つのプランは、買い物のたびにPayPayポイントが上乗せで付与されます。例えば「ペイトク無制限」の場合、PayPay(クレジット/残高/ポイント)で買い物をするたびに、なんとPayPayポイントの付与率が5%分も上乗せに。単純計算で1,000円の買い物をするたびに50ポイントも付与されたら、毎回こんなに戻ってきていいの〜?なんて、ドキドキしちゃいそうですよね。
- ※
PayPayポイントは出金・譲渡不可です。PayPayポイントは、PayPay公式ストア、PayPayカード公式ストアでも利用可能です。
月額料金(例)
ペイトク 30 |
ペイトク 50 |
ペイトク 無制限 |
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データ 容量 |
30GB※1 (超過後は300kbps) |
50GB※1 (超過後は300kbps) |
無制限※2 (200GB超過後は4.5Mbps) |
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PayPay 付与率 |
1% (上限1,000円相当/月) |
3% (上限2,500円相当/月) |
5% (上限4,000円相当/月) |
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月額 基本料金 |
税抜 6,750円/月※3 (7,425円) |
税抜 7,750円/月※3 (8,525円) |
税抜 8,750円/月※3 (9,625円) |
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割引 | 新みんな家族割(3回線以上)※4 | 税抜 -1,100円/月 (-1,210円) |
税抜 -1,100円/月 (-1,210円) |
税抜 -1,100円/月 (-1,210円) |
おうち割 光セット※5 |
税抜 -1,000円/月 (-1,100円) |
税抜 -1,000円/月 (-1,100円) |
税抜 -1,000円/月 (-1,100円) |
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PayPay カード割 |
税抜 -170円/月 (-187円) |
税抜 -170円/月 (-187円) |
税抜 -170円/月 (-187円) |
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各種割引 適用後 料金 |
税抜 4,480円/月※3 (4,928円/月) |
税抜 5,480円/月※3 (6,028円/月) |
税抜 6,480円/月※3 (7,128円/月) |
- ※1
時間帯によって速度を制御する場合があります。また、利用上限を超えた場合、請求月末まで通信速度を送受信時最大300kbpsに低速化します。
- ※2
時間帯によって速度を制御する場合があります。スマートフォン(スマホ)などのデータ量とテザリングのデータ量の合計が、1カ月(請求月)で合計200GBを超えた場合、請求月末までご利用時の通信速度を通常利用に影響のない範囲(送受信時最大4.5Mbps)で制限します。データシェアで利用できるデータ容量は50GB/月です。データシェアが50GB/月を超えた場合、請求月末まで通信速度を送受信時最大300kbpsに低速化します。
- ※3
通話従量制(20円(税込み22円)/30秒)。一部対象外の通話あり。
- ※4
「新みんな家族割」対象の家族が2人の場合は600円(税込み660円)、3人以上の場合は1,100円(税込み1,210円)割引します。
- ※5
別途固定通信サービス料が必要です。[加入例] SoftBank 光 ファミリーの場合5,720円/月(2年契約自動更新プラン/2022年 7月1日以降の契約者は、契約期間満了月の当月・翌月・翌々月以外での解約には解除料5,720円が必要)+指定オプション550円/月~。解除料についての詳細はホームページをご確認ください。
なお、PayPayをあまり使わないという方にはシンプルな大容量プラン、「メリハリ無制限+」も提供されていますよ。
ワイモバイルの「シンプル2」はおトクな価格帯!さらに従来よりデータ容量がマシマシ増量
ワイモバイルが開始した新料金プラン「シンプル2」は、高速データ通信をより多く楽しめるようアップグレードされた内容に。従来のプランよりデータ容量(ギガ)がマシマシ増量されています。
もしデータ量が余っても翌月にくりこして利用できるので、データを余らせて「もったいない…」などとくやしい思いをする心配も無用です。
- ※
翌月加入プランのデータ容量がくりこし上限。くりこしは翌月まで
また「シンプル2 M」「シンプル2 L」では、総データ使用量★が1GB以下の場合、自動で月額料金が割引になるので、ほとんど使わなかった月も安心です。ご自身の利用スタイルに合わせてプランを選びましょう。
月額料金(例)
シンプル2 S※1 |
シンプル2 M※1 |
シンプル2 L※1 |
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月間 データ 容量 |
4GB (超過後は300kbps) |
20GB (超過後は1Mbps) |
30GB (超過後は1Mbps) |
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月額 基本料金 |
税抜 2,150円/月 (2,365円/月) |
税抜 3,650円/月 (4,015円/月) |
税抜 4,650円/月 (5,115円/月) |
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割引 | *1 おうち割 光セット(A)※2 |
税抜 -1,000円/月 (-1,100円/月) |
税抜 -1,500円/月 (-1,650円/月) |
税抜 -1,500円/月 (-1,650円/月) |
*2 PayPay カード割※3 |
税抜 -170円/月 (-187円/月) |
税抜 -170円/月 (-187円/月) |
税抜 -170円/月 (-187円/月) |
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割引後の 月額基本 使用料 |
税抜 980円/月 (1,078円) |
税抜 1,980円/月 (2,178円) |
税抜 2,980円/月 (3,278円) |
- ※
通話料・端末代別途要
- *1
【加入例】SoftBank 光 ファミリーの場合、基本料金5,720円/月+指定オプション550円/月~が別途必要です(2年自動更新プラン:2022年7月1日以降の契約者は、契約期間満了月の当月・翌月・翌々月以外での解約には解除料5,720円が必要。)。「家族割引サービス」と併用不可。
- ※1
シンプル2 S/M/L:
★総データ利用量は、くりこし分の利用量と規定容量の利用量の合計です。- 1GB以下利用時、シンプル2 Mの場合1,100円/月、シンプル2 Lの場合2,200円/月割り引きます。
- 国内通話は30秒につき22円かかります。国際ローミング・国際電話(海外への通話)・0570等から始まる他社が料金設定している電話番号への通話料・番号案内(104)など、一部対象外の通話があります。
- 国内SMSは送信文字数に応じて1回あたり3.3~33円です。詳細は当社約款等をご確認ください。
- 当月ご利用のデータ通信量が規定容量(4GB/20GB/30GB)とデータ増量オプションで追加されたデータ容量(データ増量オプション加入者のみ。(2GB/5GB/5GB)の合計を超えた場合、当月末までデータ通信速度の低速化(送受信時について、シンプル2 Sは最大300kbps、シンプル2 M/Lは1Mbps)を行います。更に規定容量の半分(2GB/10GB/15GB)を消費した場合、当月末までデータ通信速度の低速化(送受信時について最大128kbps)を行います。
- 契約事務手数料3,850円、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料が別途かかります。
- くりこしできるのは、規定容量とデータ増量オプションで増加したデータ容量のみであり、通常速度に戻す申し込みで追加購入されたデータ容量はくりこしできません。くりこしされるデータは100MB未満は切り捨てとなります。
- データ量はくりこし分>規定容量(データ増量オプションによるデータ増量を含む)>追加購入データ量の順に消費されます。
- シェアプランについて、親回線とデータ容量を分け合っている期間(シェア適用中)はデータがくりこしできます。ただし、親回線とのシェアが開始になる前月およびシェアが解除になる最終月の余ったデータ容量は翌月にくりこしされません。
- ※2
おうち割 光セット(A):
- 固定通信サービス1回線につき携帯電話回線(スマートフォン/ケータイ/タブレット/モバイルWi-Fiルーター)最大10回線まで適用。
- シンプルS/M/Lは毎月1,188円割引、スマホベーシックプランS/M/R/L、データベーシックプランL、Pocket WiFi®プラン2(ベーシック)、スマホプランS、データプランL、Pocket WiFi®プラン2は毎月550円割引、スマホプランM/Rは毎月770円割引、スマホプランLは毎月1,100円割引します。
- 「家族割引」、「光おトク割」、「おうち割 光セット(A)申込特典」との重複適用はされません。
- ※3PayPayカード割:
- 適用条件:請求締日時点で、PayPayカードが、ご利用料金のお支払い方法として適用されているとき。
- PayPayカードゴールド/家族カードも対象です。
- 請求代行サービスを利用している場合、適用されません。
- 割引対象料金プランの基本使用料が日割となる場合、本割引サービスの割引額は日割となります。
- 譲渡・承継又は解約された場合等は、前請求月で割引は終了します。
自分にはどの料金プランが合ってるの? 利用タイプ別おススメプラン
それで結局のところ自分に合う料金プランってどれなの? と思っている皆さん、お待たせしました。このチャートに沿って確認してみてください。
「シンプル2」も「ペイトク」も、利用するデータ容量で3つのプランに分かれているので、普段のデータ利用量に合わせてプランを選んでみてくださいね。
データ容量が同じ「ペイトク30」と「シンプル2 L」、どっちを選ぶべき?
ここで悩みどころになるのが、ワイモバイルの「シンプル2 L」とソフトバンクの「ペイトク30」。どちらも同じデータ容量が30GBのプラン、どちらを選べばいいのでしょう?
これら2つのプランの大きな違いは、特典の多さにあります。
「ペイトク」は前述のようにPayPayポイントの付与率が最大の魅力。また、ソフトバンクユーザー向けの特典が利用でき、「DMM」や「 ベースボールLIVE」「バスケットLIVE」「釣りビジョン」「Hulu」「Netflix」など人気動画サービスの月額料金の最大50%相当がPayPayポイントで期間中毎月貯まる「エンタメ特典」や、対象店舗で最大半額相当のPayPayポイントが戻ってくる「スーパーPayPayクーポン」など、普段の生活の中でより多くのポイントを貯めることができます。さらに、「YouTube Premium」がおトクに楽しめる特典※1もついてきますよ。
- ※1
YouTube Premiumの特典の詳細はこちらをご覧ください。
一方、「シンプル2 L」はたくさんスマホを使う月と使わない月の差が大きい方にオススメです。普段はあまりスマホで動画視聴やゲームをしないけど、たまに集中してドラマを一気見したり、オンラインゲームを集中的に楽しむことがある人には最適なプランになります。
皆さんの普段のライフスタイルに合わせて考えてみてください。
PayPay※を月5.5万円以上使うなら、「ペイトク」の中では“無制限”一択!
普段の支払いをPayPayにまとめている、などPayPayを頻繁に使う人には耳寄りな情報を発見しました。それは、月5.5万円以上PayPay※を使う方なら貯まったポイントを通信料の支払いにあてれば、「ペイトク」の3つのプランの中で「ペイトク無制限」が最も負担が軽くなるんです!
「ペイトク」の3つのプランはPayPayポイント付与率や上限がそれぞれ異なります。
「ペイトク30」はPayPay※でのお買い物のたびに+1%で月の上限1,000円相当まで付与。「ペイトク50」は+3%で上限2,500円相当、「ペイトク無制限」は+5%で上限4,000円相当までポイントが戻ってきます。要するに、戻ってきたポイントを通信料の支払いにあてる場合、月にどのくらいPayPay※を利用するかで、基本料の実質負担額が変わってくるのです。
月のPayPay※決済額によって戻ってくるポイントを月額料金に充当してみると、実質負担額が下のグラフのように変化します。
もうお分かりですよね? 月にPayPay※で5.5万円使う場合、どのプランも基本料の実質負担額が一緒になっています。5.5万円以上使うと、さらに実質のご負担額が変わり「ペイトク無制限」が最もおトクという結果に。しかも、データ容量も無制限※2の使い放題と良いことずくめ。
- ※2
時間帯により速度制御の場合あり。テザリングと合計200GB/月超の場合、通常利用に影響のない範囲(最大4.5Mbps)で速度制御。データシェアは50GBまで。
月5.5万円以上PayPay※で決済するPayPayヘビーユーザーが「ペイトク」から選ぶなら、データ容量を気にせず、PayPayポイントも+5%(付与上限4000円相当/月)付与される、いわばソフトバンク経済圏の最強プラン「ペイトク無制限」一択なのです!!
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PayPay(クレジット/残高/ポイント)でのお支払いの場合
ソフトバンクユーザーは魔法のようにPayPayポイントが貯まる!
PayPayは、店舗やネットショッピングでの利用をイメージする方が多いかも知れませんが、いまや旅行や電気・ガスなどの公共料金など、生活に必要なあらゆる場面で利用できます。
さらにソフトバンクユーザーは、「スーパーPayPayクーポン」や「エンタメ特典」「Yahoo!ショッピングでの特典」など、PayPayポイントがもらえる特典が盛りだくさん。 毎日の生活の強い味方になること、間違いありません。
これまでPayPayを買い物でしか使ってない…という方も、ぜひこちらの記事を参考にPayPayが使えるシーンを確認して、ソフトバンク限定の特典をフル活用してみてください。
いかがでしたか? 新しい料金プランが出たけどよく分からない…という方も、それぞれのプランの特長を理解していただけたのではないでしょうか。自分に合った料金プラン、ぜひこの記事を参考に探してみてくださいね。
まとめ
- PayPayをよく利用する人は圧倒的にペイトクがおすすめ
- データ容量をあまり使わない人、月によって差が大きい人はシンプル2
- PayPayを月5.5万円以上使うなら、「ペイトク無制限」一択!
(掲載日:2023年10月2日、更新日:2024年6月6日、2024年7月2日)
文:ソフトバンクニュース編集部