近年、ホテル・観光業界は、都市部のみならず地方を含めて旅行需要やインバウンド需要の増加が目立ってきています。同時に最近では、「昭和ロマン」と「大正ロマン」といった懐かしいアイテムやスタイルを取り入れたレトロなカルチャーが若者を中心に流行っていたり、より特別な体験ができる観光地やホテルなどに人気が集まっています。
そんな大正ロマンあふれる旅体験ができるのが、2024年6月下旬に北海道小樽市にオープンした「Tabist 海宝樓(かいほうろう) 小樽」。1920年代に建てられた小樽市指定史跡「旧板谷家住宅」を活用し、その歴史をそのままに宿泊商業施設として生まれ変わりました。どんなホテルなのか、「Tabist 海宝樓 小樽」の魅力について紹介します。
旅心を刺激するTabistのフラッグシップホテル
このホテルを運営するTabist株式会社は、ソフトバンク株式会社のグループ会社で、「宿泊施設の個性を活かす新たな仕組みをつくる」というミッションを掲げながら、観光・宿泊産業のDXを推進。全国にホテルチェーンを展開しています。ここ「Tabist 海宝樓 小樽」は、「Tabist 銀座」に続く2軒目となるフラッグシップホテルです。
Tabistのフラッグシップホテル
Tabistのフラッグシップ1軒目である「Tabist 銀座」は、東京の中心地でにぎわうショッピング街・銀座にあります。スタイリッシュな内観や高品質のアメニティがそろっているのがこだわりの一つです。
大正ロマンあふれる歴史的建造物と小樽港を一望できる抜群の眺望


文化財である本館にはレストランがあり、朝食には地元の食材を使用したビュッフェを楽しむことができます。歴史を感じる「大正ロマン」の空間で、豊富なメニューを味わうことができます。

客室は、全室45㎡以上の広さを確保しており、存分にリラックスできる広さ。小樽市の高台に位置しているため、部屋からは小樽港を一望できます。さらにホテル内には、小樽港を見渡せる大浴場もあるので、小樽の景色を楽しみながら旅の疲れを癒やせます。

各客室には、寝返りの負担を軽減するよう特別に設計された「NELLマットレス」が備え付けられています。快適な寝心地と上質な睡眠をサポートしてくれます。

Tabistでは、ソフトバンクのグループ力を生かしながら、さまざまなDXの取り組みを行っています。宿泊費の支払いには、PayPayを始め、各種キャッシュレス決済での支払いが可能なマルチ決済端末「PayCAS」のサービスを導入しているほか、清掃ロボットを導入することで、清掃業務の効率化にもつながっています。「Tabist 海宝樓 小樽」でもこれらを導入しており、さらにOTA(オンライン・トラベル・エージェント)と呼ばれる、オンライン上の各旅行代理店とのやりとりや、ホテルのバックグラウンドの業務も全てTabistが管理しています。

ホテル周辺には、全長1,140mの小樽運河や、全国から人気が集まる洋菓子店「LeTAO」、癒やしの音色が響き渡る「オルゴール堂」など、小樽ならではの観光スポットもたくさん。小樽の食材を使ったラーメン屋さんやお寿司屋さんなどもたくさんあるので、ご当地のグルメも楽しんでみてくださいね。
全国に約300のホテルがあり、昔ながらのビジネスホテルからリゾートホテルまで幅広く展開しているTabist。ホテルごとに違うコンセプトや、ご当地ならではの良さやユニークな宿泊体験をすることができます。北海道に旅行する際は、古き良き趣の残った「Tabist 海宝樓 小樽」で、思い出に残る旅をしてみませんか?
(掲載日:2024年9月5日)
文:ソフトバンクニュース編集部