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【DDoS攻撃】 ~1分で分かるキーワード #285

【DDoS攻撃】 ~1分で分かるキーワード #285

複数のコンピューターから膨大なリクエストを一斉に送り、標的のサーバーに過剰な負荷をかけるサイバー攻撃の一種

過剰な負荷でオンラインサービスを停止させるサイバー攻撃

DDoS(ディードス)攻撃は、Distributed Denial of Service (分散型サービス拒否) 攻撃の略称です。サイバー攻撃の一種で、悪意のある第三者が、マルウェアなどで乗っ取った複数のコンピューターやデバイス(ボットネット)から、標的となるサーバーに膨大なリクエストを送信する手法です。過剰なアクセスがサーバーに集中して処理能力を超えることで応答の遅延やサーバーダウンが発生し、最悪の場合、サービスの停止に至ることがあります。

似たようなサイバー攻撃にDoS(Denial of Service:サービス拒否)攻撃があり、主に単一のコンピューターや経路から攻撃を仕掛けるのが特徴です。一方、DDoS攻撃は複数の分散したデバイスから同時に攻撃が行われるため、より大規模かつ強力な障害を引き起こす可能性があります。

例えば、話題になっている企業のウェブサイトや新商品が出たばかりのECサイトで、アクセス集中により一時的にサイトが利用できなくなっている場合があります。DDoS攻撃はこれと似た状況を悪意を持って人工的に引き起こすものです。こうした被害は一例にすぎず、オンラインサービスを提供している企業にとって、DDoS攻撃への対策が必要不可欠です。

ソフトバンクは、サイバー攻撃からお客さまの情報を守り、当社の製品・サービスを安心してご利用いただけるよう、徹底した管理とセキュリティの監視を行うだけでなく、セキュリティ対策をサポートするため、さまざまなセキュリティサービスを提供しています。

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(掲載日:2025年5月27日)
文:ソフトバンクニュース編集部