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持続的な企業価値向上への取り組みが高評価。ソフトバンクが「SX銘柄」に初選定

持続的な企業価値向上への取り組みが高評価。ソフトバンクが「SX銘柄」に初選定

経済産業省と東京証券取引所が共同で、SXを通じて持続的な企業価値向上を実現する先進的企業を選定する「SX銘柄2025」が2025年5月14日に発表され、ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)が選定されました。「SX銘柄」にソフトバンクが選定されたのは、今回が初めてとなります。

「SX銘柄」とは

経済産業省と東京証券取引所が共同し、SXを通じて持続的に成長原資を生み出す力を高め、企業価値向上を実現する先進的企業群を選定。SX銘柄の公表を通じて、先進的なSX経営の取り組みが日本の幅広い企業に普及していくとともに、国内外の投資家などとの対話やエンゲージメントが一層促進されることで、投資拡大、ひいては資本市場における日本企業に対する評価が向上していくことが期待されています。

テクノロジーを用いた社会課題解決や企業価値最大化の取り組みが高く評価

SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)とは、社会のサステナビリティと企業のサステナビリティを同期化させ、そのために必要な経営・事業変革を行い、長期的かつ持続的な企業価値向上を図っていくための取り組みです。

ソフトバンクは、通信事業の持続的な成長を図りながら、通信キャリアの枠を越え、情報・テクノロジー領域のさまざまな分野で積極的に事業を推進することで、企業価値の最大化を目指してきました。

SX銘柄は、SX経営の実現に向けた企業経営の強化や情報開示、企業と投資家が建設的な対話を行うためのフレームワーク「価値協創ガイダンス2.0」や企業の価値創造ストーリーを元に「価値観・長期戦略」「実行戦略」「KPI・ガバナンス」「実質的な対話・エンゲージメント」「実現可能性」の5つの観点から評価されます。

ソフトバンクは、「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の下、テクノロジーを強みとした社会価値を創出する価値創造ストーリーの構築や、中長期的な成長の指標としてTSR(株主総利回り)※を設定し、役員報酬と連動させることで実効性を持たせている点などが評価されました。

  • 株式投資によって得られた収益(配当とキャピタルゲイン)を投資額(株価)で割った比率

評価委員会において特に高く評価されたソフトバンクの特長的な取り組みは以下の通りです。

価値観・長期戦略:企業価値向上に向けた長期ビジョンの策定

社会への長期的な価値提供の目指す姿として、「デジタル化社会の発展に不可欠な次世代社会インフラを提供する」という長期ビジョンを策定し、AI共存社会に向けて、最先端技術を活用した持続可能な社会インフラである「次世代社会インフラ」の構築を目指しています。

各地域で生産された再生可能エネルギーを各地域のデータセンターで消費するサステナブルな分散型AIデータセンターの整備などに取り組み、デジタルを用いた社会課題の解決とより良い社会への貢献に取り組んでいます。

実行戦略①:目指す姿を実現させる中長期成長戦略

「Beyond Carrier」を成長戦略として掲げ、コアビジネスである通信事業の持続的な成長を図りながら、通信キャリアの枠を超え、「DX・ソリューション」「ファイナンス」「メディア・EC」「新領域」など、情報・テクノロジー領域のさまざまな分野で積極的に事業を展開することで、企業価値の最大化を目指しています。また、グループ事業との連携により競争力を強化し、グループ事業全体のサービス利用者数の拡大やユーザーエンゲージメントの向上といったシナジー創出を推進しています。

実行戦略②: 目指す姿の実現に向けた人材戦略

AIとの共存社会を実現する次世代社会インフラの提供を目指し、人材の確保、組織の整備を進めています。人材戦略については、「Beyond Carrier」における成長戦略をベースとして、既存領域である通信から新規領域へシフトしていくことを目指すとともに、業務にテクノロジーや生成AIを活用することで、人材の配置の効率化を図っています。

引き続き社会課題の解決や持続可能な社会の実現に取り組み、企業価値の向上を目指していきます。

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ソフトバンクは、すべてのモノ・情報・心がつながる持続可能な社会の実現に向け、企業活動や事業を通じて、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいきます。

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(掲載日:2025年5月26日)
文:ソフトバンクニュース編集部