ソフトバンクグループでは、公益財団法人 東日本大震災復興支援財団の「『あの日』を忘れない宣言」の趣旨に賛同し、皆さまと共に「チャリティホワイト」など、さまざまな支援を行ってきました。
「被災地の今」では、支援先である非営利団体からの活動レポートや被災地の現状を紹介しています。
南相馬市から世界に羽ばたくアプリを
南相馬ITコンソーシアムは2013年1月に福島県南相馬市で立ち上がった7人のメンバーからなるITプロフェッショナル集団です。
7人中4人がエンジニアで、そのうち2人はソフトバンクモバイルが相双地域雇用創造推進協議会から受託し開催した「携帯アプリクリエーター養成講座」の受講生です。
南相馬市において原発の風評被害を受けない、ITを活用した地域産業の創出を目指し、日々活動しています。
2013年3月までは主にスキルの習得を中心に活動を行っていましたが、2013年4月からは新たに事務所を構え、4人のエンジニアがお互い切磋琢磨しながら、実践でiPhoneアプリの作成を日々行っています。
この事務所から日本を代表するアプリ、世界を代表するアプリが出てくるよう、日夜頑張っています。
撮影場所:福島県南相馬市
撮影日:2013年6月
ine(いーね)体験、届けます!!
ine(いーね)いわき農商工連携の会は、震災直前に発足した、福島県いわき市でこだわりある農商工連携により、人に薦めたくなる商品や体験、こだわりが伝わる体験交流の促進、復興支援、継続的な販路形成と情報発信を届ける会です。
震災直後は「草とり土とりプロジェクト」を実施し、全国からのボランティアさんにご支援いただきました。お越しいただいた皆さんから、農業体験などが楽しかったこと、また来たいと言っていただけたことが何よりも励みになりました。
継続的に魅力を伝えたく、首都圏からのグリーンツーリズムプロジェクトを昨年度から実施し続け、今年7月の「夏野菜収穫とシェフによる料理教室体験 in いわき市」では申込45名満員御礼になりました。
また、市内の親子を対象とした農業体験イベントも行っており、夏休みの申し込みもいただいています。これからの季節は、夏野菜の収穫体験などを予定しています。また、「ineいわき農業・自然サポーター」も募集中です。
ここ数日、ineの会、農業体験ツアー実施のために新たな打合わせをあちこちで進めています。震災復興の思いで始めていますが、時がたち、皆さん共通に話題が出るのは、来ていただいて、楽しかったり、美味しかったり、自然の心地よさを感じてほしいということです。もちろん、その思いで取り組んでいます。
今後も継続的に、楽しさや美味しさ、交流のある農業・自然・福島体験を届けられるよう、体験イベントやツアーの実施に取り組んでいきたいと思っています。
情報提供:ine(いーね)いわき農商工連携の会
撮影場所:福島県いわき市
(掲載日:2013年7月10日)