SNSボタン
記事分割(js記載用)

【00000JAPAN】~1分で分かるキーワード #113

【00000JAPAN】~1分で分かるキーワード

大規模な災害が発生した際、被災者がインターネットに接続できるよう通信各社が無料開放する公衆無線LANサービス

災害時の通信手段としてWi-Fiサービスを無料開放

00000JAPAN

地震や台風、洪水などによる大規模災害が発生した際、回線が混雑して携帯電話の利用がしづらくなったり、回線の切断や停電によって長期間にわたり通信障害が発生することがあります。 そのような事態が発生した際、被災者が安否確認や情報収集をスムーズに行えるよう、通信各社が設置した公衆無線LAN設備より「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」が提供され、提供されている間は契約している通信会社を問わず、誰でもスマートフォンやタブレット、パソコンなどから無料で利用することが可能です。

2011年3月11日に発生した東日本大震災を教訓に整備が進められ、2016年4月の熊本地震で初めてソフトバンクを含む携帯電話事業者3社による提供が行われました。現在では、地域でサービスを展開する独立系通信事業者など、多くの事業者が参加しています。

被災者の利便性を優先し、認証無しで利用できる一方、暗号化などのセキュリティ対策がされておらず情報が盗まれる危険性があるため、利用時はインターネットバンキングやショッピングサイトの利用など個人情報の入力は避けることが推奨されています。


00000JAPANの関連情報

(掲載日:2023年7月24日)
文:ソフトバンクニュース編集部