日産自動車株式会社 様

日産自動車株式会社 様

業種:製造

規模:5,001人以上

日産自動車株式会社(以下、日産自動車)は顧客とブランドの接点である「タッチポイント」として、商業施設内に集客用の店舗、通称ウォークイン型店舗を運営しています。ウォークイン型店舗は自動車に触れてもらい実際の販売店へ送客することを目的にしていますが、その効果を計測できないことが課題でした。そこで、シナラシステムズジャパン株式会社(以下、シナラ)が提供するリアル来客分析サービス「VENUE VITALICS」を導入し、送客効果を計測したところ、ウォークイン型店舗への送客率を初めて可視化できました。

課題と導入の効果

  1. 課題.1

    ウォークイン型店舗から販売店への送客効果を計測したいと考えていました。

  2. 効果

    リアル来客分析サービスの導入で販売店への送客効果を数値化できるようになりました。

  1. 課題.2

    カスタマージャーニーに基づいた最適なプロモーションを実施したいと考えていました。

  2. 効果

    顧客行動および属性情報を把握することで、最適なプロモーションを検討できるようになりました。

日産自動車では2015年以降、「“やっちゃえ”NISSAN」のメッセージで始まる新ブランドキャンペーンを大々的に打ち出し、「自動化技術」や「電動化技術」といった先進技術をテーマにブランディングしてきました。ここ数年はマス媒体やデジタルプロモーションだけでなく、お客さまとのリアルな接点の創出にも注力しています。その一つに、大型商業施設内に設置した通称ウォークイン型店舗があります。集客力の高い商業施設に設置することで、より多くのお客さまに日産自動車に触れてもらえると期待されていますが、実売につながっているかは不透明で、送客効果を計測できないことが課題でした。

こうした背景から同社ではリアル来客分析サービス「VENUE VITALICS」の導入を決めました。同サービスはウォークイン型店舗と、その近隣の販売店にソフトバンクWi-Fiを設置し、アクセスポイントを来店検知のセンサーにすることで、販売店への送客数を計測します。同社では、まず「ららぽーと湘南平塚店」のウォークイン型店舗での導入を決め、ららぽーと湘南平塚店および近隣販売店を対象に約半年間計測を行いました。ウォークイン型店舗に来店されたお客さまが、その後いつ、どこの販売店へ来場したか計測した結果、ウォークイン型店舗への送客率を初めて可視化でき、1カ月以内の来場が多いことも判明しました。また商圏範囲も想定以上に広いことが分かり、従来知りえなかった情報が次々と明らかになりました。今回取得したデータは同社の重要なマーケティングデータとしてウォークイン型店舗の出店計画や展示内容の参考にするほか、他部署でのマーケティング活動にも活用する予定です。

ららぽーと湘南平塚店のウォークイン型店舗

「VENUE VITALICS」 サービスイメージ

お客さまの声

日産自動車株式会社 日本マーケティング本部 ブランド & メディア戦略部 主担 吉野 浩正 氏

「VENUE VITALICS」を評価しているのは通信キャリアであるソフトバンクとシナラだからこそ成しえるデータの数や正確性、および柔軟な導入サポートです。検証段階ではウォークイン型店舗周辺の通行人やスタッフが検知されてしまうこともありました。リアル店舗で計測するが故の難しさがありましたが、数回のシミュレーションを通じて、データのフィルタリング精度を高め、正確な数字をどれくらいの短いスパンで計測できるのか入念に確認しました。その過程においては、稼働時期に関わらず私たちの疑問や要望に柔軟に対応いただき、今回の施策は日産自動車、シナラ、ソフトバンクの3社で取り組んだものとなりました。取得データは送客効果のみだけでなく、匿名化処理を施したデータを基に来店いただいたお客さまの属性情報も入手できたので、非常に重要なデータだと考えています。今後は、オンラインから店舗への送客効果の計測や「SoftBank Ads Platform」と連携させた広告配信などを検討しています。

日産自動車株式会社 日本マーケティング本部 ブランド & メディア戦略部 福永 洋輔 氏

従来はアンケートから送客効果を推測値で出していたのですが、「VENUE VITALICS」の導入で実数が分かり、想像以上に近隣の販売店舗へ送客できていることが判明し、今後の効果的な施策の実施時期が明らかになりました。今回の計測により、費用対効果が検討しやすくなったので、今後ウォークイン型店舗の出店を加速させるトリガーになればと思っています。店舗の展示内容に関しては、「車にしっかり触れてもらう企画」や、「ウォークイン型店舗へ入っていただくための企画」など、主旨を変え試行錯誤しているため、それが送客効果にどう変化を生むのか、反応が見られるようになりました。このタイムリーかつ定量的なデータをどう活かしていくかは、私たちの課題になるので、ひとつでも多くの気付きやヒントを見出し、よりカスタマージャーニーに沿った企画を検討していきたいです。

導入企業情報

日産自動車株式会社

会社名:日産自動車株式会社
本社:神奈川県横浜市西区高島一丁目1番1号
設立:1933年12月26日
URL:http://www.nissan.co.jp/
従業員数:137,250名(連結ベース)

  • パンフレット記載内容は2018年6月現在のものです。

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