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日本最大の家庭向け節電サービス「エコ電気アプリ」をCOP28で世界67カ国の来場者へ発信

COP28 ジャパン・パビリオンに「エコ電気アプリ」をブース出展

2023年11月30日から12月12日にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催された「国連気候変動枠組条約第28回締約国会議」(以下「COP28」)。環境省主催の「ジャパン・パビリオン」では、ソフトバンク株式会社のエネルギー事業の中核を担うグループ企業であるSBパワー株式会社とエンコアードジャパン株式会社が実地展示に採択され、日本国内で提供している家庭向け節電サービス「エコ電気アプリ」をブース出展しました。日本の通信事業者の取り組みがCOP関連イベントで展示されるのは初めてのことです。

日本最大の家庭向け節電サービス「エコ電気アプリ」

今回出展した「エコ電気アプリ」は、エンコアードジャパンの独自AIを含む特許技術を活用し、スマートフォンアプリを通してお客さまに節電を呼びかけるサービスです。アプリからでんき代の確認や予測を行えるほか、節電状況やCO2の削減状況を確認できます。節電に成功すると翌日にはPayPayポイントが付与されるため、電気料金の削減とともにおトクに節電に取り組んでいただけるだけでなく、お客さまの行動変容によって脱炭素に貢献できるサービスとなっています。

行動変容型の家庭向け節電サービスの成功事例は海外でも少ないため、節電チャレンジなどでゲーミフィケーション要素を取り入れ、消費者が楽しみながら節電・脱炭素を行えるユニークなサービスである点が評価され、このたびの「ジャパン・パビリオン」のブース出展に至りました。

利用世帯数が日本国内最大の家庭向け節電サービス「エコ電気アプリ」

67カ国から多くの人がブースを見学。各国の要人も来訪

67カ国から多くの人がブースを見学。各国の要人も来訪

ブースでは、サイネージを利用し、紹介動画やデモンストレーション用の実機を展示。全日程を通して67カ国から多くの人が訪れ、サービスや各国への導入方法などを紹介しました。特に、インドやアフリカ圏など、人口が多く電力供給の不安定な地域の方々からの関心度が高い様子でした。

67カ国から多くの人がブースを見学。各国の要人も来訪
67カ国から多くの人がブースを見学。各国の要人も来訪

ジャパン・パビリオンには、岸田文雄 内閣総理大臣、小池百合子 東京都知事、伊藤信太郎 環境大臣、韓国の韓和真 環境部長官、マレーシアのトゥンク・ハッサナル・イブラヒム・パパン州 皇太子など各国の要人も訪れ、当社を含む複数のブースが見学されました。

小池都知事へのご説明の様子

小池都知事への説明の様子

岸田総理、各社代表者と。岸田総理の左隣 SBパワー中野明彦  代表取締役社長 兼 CEO

岸田総理、各社代表者と。岸田総理の左隣 SBパワー 代表取締役社長 兼 CEO 中野明彦

海外へのサービス展開も視野に

12月8日に行われたセミナーでは、SBパワー株式会社 代表取締役社長 兼 CEOの中野明彦が登壇し、家庭向け節電サービスが、ゲーミフィケーション要素や、消費者の行動変容によって節電が成り立つサービスである点をアピール。「現在日本全国で300万世帯を超える方々にご利用いただいていますが、国内だけにとどまらず、世界の家庭分野における脱炭素化に貢献していきます」と今後の展開に言及しました。

セミナーの様子は環境省のYouTube動画でご覧いただけます(1時間17分)。
脱炭素で豊かな暮らし(ウェルビーイング)のためのセミナー

海外へのサービス展開も視野に

セミナー後に行われたトークセッションでは、聴講者から「行動変容をより多くの人に取り入れてもらうための課題」や「次の一手としてはどういうものを考えているか」などの質問があり、高い関心が寄せられていました。

ソフトバンク、SBパワーおよびエンコアードは、脱炭素社会の実現に向けて、今後もICTを活用したさまざまなソリューションやサービスを提供していきます。

(掲載日:2023年12月26日)
文:ソフトバンクニュース編集部