企業が事業を通じて経済的利益と社会的価値の両立を目指す考え方
社会的影響と経済的利益の両面を考慮したアプローチ
CSV(Creating Shared Value)は、企業が社会的課題の解決とビジネスの利益による価値創造を同時に追求するアプローチを指します。持続可能な開発目標(SDGs)などサステナビリティへの世界的な関心の高まりに伴い、企業にも環境・社会・ガバナンスに配慮したESG経営が求められる中、多くの企業でCSVの考え方が取り入れられています。
近い概念であるCSR(Corporate Social Responsibility)は、利益を優先することなく社会への貢献や責任を果たすことを目指すのに対し、CSVは自社の製品・サービス、技術などを用いた事業活動で利益を追求しながら、社会課題への解決策を提供することで持続的な成長戦略につなげていくことが特長です。
ソフトバンクは「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の下、創業以来一貫して、情報革命を通じた人類と社会への貢献を推進しています。事業や企業活動を通じて取り組むべき6つの「マテリアリティ(重要課題)」を定め、誰もが便利で快適・安全に過ごせる持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指しています。
CSVの関連情報
(掲載日:2024年6月26日)
文:ソフトバンクニュース編集部