沖縄県恩納村とソフトバンク株式会社は、持続可能な地域づくりを目指した教育や環境保全、デジタルの利活用に関する連携協定を、2025年6月2日に締結しました。恩納村が掲げる「SDGs未来都市計画」を推進するため、地域全体の経済・社会・環境に対する課題を理解し、持続可能な解決に取り組むとともに、同村の魅力向上を目指します。主に、海の生体や陸の環境保全活動、地域課題解決に向けた次世代デジタル人材の育成、高齢者のデジタルデバイド支援、地域住民の健康づくりなどに連携して取り組んでいく予定です。
長浜善巳村長は「これまでも恩納村とソフトバンクは、サンゴの保全や生育環境整備活動への支援として『つながる募金』や、海と陸の環境保全活動である『未来とサンゴプロジェクト』、次世代人材育成プロジェクト『うんな魂プロジェクト』、スマホ相談会など、さまざまな活動で関係を深めてきた。今回の協定でさらに連携を強化し、新たな息吹が生まれ、地域の活性化にもつながることを期待している」とあいさつしました。
ソフトバンク コーポレート統括 CSR本部 本部長 池田昌人は、「2019年に発表された恩納村の『サンゴの村宣言』を皮切りに、同年7月には恩納村観光協会にも参加いただき『未来とサンゴプロジェクト』が始まった。これがきっかけとなり、恩納村の皆さまとの交流が一気に深まったことを今でもよく覚えている。今後は、行政業務の効率化をはじめとする幅広い分野で連携しながら、当社が持つノウハウや経験を生かして実装・展開を進めていきたいと考えている。恩納村での活動が成功事例となって、全国各地の地域課題解決に発展していく。まさにここが発信地となるよう、今後も多くのことを共に取り組んでいきたい」と連携への期待を寄せました。
ソフトバンクのサステナビリティ
今回紹介した内容は、「DXによる社会・産業の構築」に貢献することで、SDGsの目標「1、2、3、8、9、11、17」の達成と社会課題解決を目指す取り組みの一つです。
(掲載日:2025年6月6日)
文:ソフトバンクニュース編集部