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捨てない、減らす、再利用。ソフトバンク竹芝本社で進む身近なSDGsアクション

捨てない、減らす、再利用。ソフトバンク竹芝本社で進む身近なSDGsアクション

企業が循環型社会への推進に取り組む中、私たちが日々働くオフィスでも環境に配慮した製品の利用が進んでいます。ソフトバンク竹芝本社で取り入れられている事例を紹介します。

大勢が働くオフィスだからこそ、備品一つの選択で大きな変化に

ソフトバンクの本社がある東京ポートシティ竹芝。20フロア以上にオフィススペースが展開され、全社の7割以上にあたる社員が各自の勤務形態に合わせて出社し勤務しています。日々の打ち合わせや来客、その他グループ会社内外の関係者を集めたイベントも開催されるなどし、1日に数千人規模の人が竹芝本社を利用している計算です。

社員が1日の大半を過ごすオフィスでは、日々消費される消耗品の量は膨大です。加えて、日常的に発生するゴミの量も少なくなく、私たちの目に見えないところで多くの資源とエネルギーが使われています。

竹芝本社の社員サービスを担当する人事総務本部の根兵亮平
「オフィスやラウンジを管理、運営する立場として、日々消費される備品や日用品の量、そしてそのコストが非常に大きいことがデータから明らかになってきました。これらを環境配慮の観点から見直すことで大きなインパクトが生まれると考え、現在さまざまな取り組みを進めています」

再利用可能なトウモロコシ由来のリユースカップ導入で年間330万個の紙コップを削減

再利用可能なトウモロコシ由来のプラカップ

社員用ラウンジで使用していた紙コップ。年間消費量は約330万個にのぼり、33トンのゴミとして廃棄されていた状況を改善するため、洗浄再利用が可能なバイオマスプラカップへ切り替えを行いました。90%が植物または天然由来のカーボンニュートラルな素材で、使用終了後はメーカーによる無償回収・別の製品へのリサイクルが可能な他、使いやすさやメンテナンスのしやすさにもこだわった製品です。導入により紙資源使用量が大幅に削減され、2025年度は年間約1,500万円のコスト削減、約119トンのCO2排出削減(カミーノ社算出)を見込んでいます。

導入を担当した人事総務本部の榊原孝幸は、バイオマスプラスチック製品の開発を手がける株式会社カミーノとともに、約1年かけて現在のカップを完成させました。「ドリンクサーバーにフィットするサイズか、割れにくいか、食洗器で洗えるか、大量に運ぶのに重くないか… といったきめ細やかな条件を満たすために2回の改良を重ねたこだわりのカップです。耐久度も3年以上を想定し長く使えるところもポイントです」

総務本部の榊原孝幸

サトウキビ由来のバイオマスプラストローで使い心地はそのままにCO2排出量削減に貢献

サトウキビ由来のバイオマスプラストロー

竹芝本社内の社員食堂「カフェシバ」では、カフェドリンクに使用するストローをカーボンニュートラルな製品に切り替えました。年間で約2万本が消費されるストローは、現在、サトウキビ由来の樹脂を25%以上含む素材で作られており、製造時におけるCO2排出量の抑制に貢献しています。カフェシバの運営を受託している中央フードサービス株式会社の野中直樹さんは、ソフトバンクの総務部門のメンバーとともに、カフェドリンクに使用するアイテムの見直しを進めました。

中央フードサービス株式会社の野中直樹さん

「SDGsに積極的に取り組むソフトバンクの社員食堂を担う私たちにも何かできることはないかと考え、カップとフタを紙素材に変えると同時に、ストローも変更することにしました。さまざまな選択肢の中から有限会社羽柴化成工業の製品を選んだのは、ユーザー目線で使用感が従来のプラスチック製品とほとんど変わらないものにこだわったためです。環境配慮製品であることをあえて伝えなければ、社員の皆さんも気づかないのではと思います」

世界初70%海洋プラごみ由来のゴミ袋でCO2排出と海洋ゴミ削減に挑戦

70%海洋プラごみ由来のゴミ袋

竹芝本社のフロアで使用されるゴミ袋の消費量は、年間約16.5万枚にものぼります。2024年11月からは、世界初となる70%海洋プラスチックごみ(OBP)由来のゴミ袋の利用が始まりました。今後ソフトバンクの竹芝本社全フロアで導入が進めば、年間で約11.9トンのCO2排出削減および約4トンの海洋ごみ削減が見込まれています(2023年度のゴミ袋使用料実績を基に試算した想定量)。

このゴミ袋の製品化は、コストマネジメント本部の大橋孝司が株式会社都市環境エンジニアリングに相談を持ち掛けたことがきっかけでした。「『素材を変えることで環境問題に貢献できないか』という私たちの思いに共感していただき、開発がスタートしました。数回にわたる試作と改良を経て、竹芝本社のビル運営を担う株式会社東急コミュニティーでの採用が実現しました」と、大橋は振り返ります。「見た目や強度は従来のポリ袋と変わりません。この製品の存在をより多くの方に知っていただき、さまざまな事業所やご家庭でも広く利用されることを願っています」

コストマネジメント本部の大橋孝司
  • OBP(Ocean Bound Plastic):海岸から50km以内の地域に不法投棄されたプラスチックごみ

社員が普段通りに使っている日用品が、実は環境にやさしい素材に変わっている。そんな “気づかないサステナブル” が、オフィスのなかに少しずつ広がってきています。日常に自然と組み込まれているといった小さな積み重ねが、循環型社会への一歩を支えているのかもしれませんね。

(掲載日:2025年8月18日)
文:ソフトバンクニュース編集部

ソフトバンクの循環型社会の推進

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