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水の源、そして防災の役割も担う森林。未来のために環境を守る協定を兵庫県と締結

水の源であり、防災の役割も担う森。未来のために森林を守る協定を兵庫県と締結

兵庫県とソフトバンク株式会社は、脱炭素社会の実現に向け、植樹などの森林保全活動を連携して進めるための協定を、2025年8月29日に締結しました。また、ソフトバンクは、全国47道府県市の森林保全を支援する「日本森林再生応援プロジェクト」の一環として、兵庫県へ企業版ふるさと納税制度を活用した寄付を行いました。兵庫県は本寄付を元に、花粉発生源となるスギ・ヒノキ林伐採後の少花粉苗木の再造林、シカ防護柵の設置や保育管理に必要な費用を森林所有者に対し支援します。さらに両者は、CO2の吸収源対策にも貢献する森林整備の社会的意義を県民に広く告知していく予定です。

齋藤元彦知事は、今年3月に「第6次兵庫県環境基本計画」を策定したことに触れ、「森林は水の源として、米作りや魚の育成に欠かせない農林水産業を支えるだけでなく、防災機能など多面的な役割を有している。また、脱炭素の観点からも、CO2を吸収する森林は非常に重要な役割を担っている。今回の3億円を超える寄付は、古来より日本で育まれてきた美しい森の風景を守り、今後の人材育成や植林など、森林を大切に育むための大きな力になる。しっかりと受け止め、大切に使わせていただきたい」とあいさつしました。

ソフトバンク コーポレート統括 CSR本部 本部長 池田昌人は、「われわれの事業は電力なくしては成り立たないが、大量の電力消費は環境に対し前向きな状況とは言い難い。カーボンニュートラルやネットゼロに向け取り組んでいるが、日本の未来を見据えた時、より一歩進んだ環境活動が必要ではないかと考え、今回の森林保全支援に踏み出した。寄付だけでなく『NatureBank』という新たな取り組みも開始し、“環境に優しいサービスを利用する”といった行動変容につながればと考えている。参加いただいた皆さんの環境活動に応じて、ソフトバンクが同等の植樹活動を実施する予定。日本人が日本の未来のために行動し、それが具体的な形になる。そんな活動の場を広げていきたい」と今後の取り組みへの期待を寄せました。

ソフトバンクのサステナビリティ

サステナビリティ

今回紹介した内容は、「テクノロジーのチカラで地球環境へ貢献」することで、SDGsの目標「3,6、7、12、13、14、15、17」の達成と社会課題解決を目指す取り組みの一つです。

テクノロジーのチカラで地球環境へ貢献

(掲載日:2025年9月8日)
文:ソフトバンクニュース編集部