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アイエスジー株式会社
一般家庭・業務用LPガス供給で地域のエネルギーインフラを支えるアイエスジー株式会社(以下「アイエスジー」)。配送業務の多くをベテラン配送員の”勘”と”経験”に頼っている状況を変えるため、ソフトバンクのLPガス配送最適化サービス「Routify(ルーティファイ)」を導入。「残量予測」と「配送計画作成」をAIに代替させることで、「配送業務の脱・属人化」と業務効率化を同時に達成しました。
「ベテラン配送員でも作成に毎日30分以上かかっていた配送計画ですが、AIは数日先まで予測して計画を作ってくれるので労働時間が確実に削減されています。さらに、実際の移動にかかった時間や距離もこれまでと比べて遜色なしと配送員からお墨付きをもらっています」
アイエスジー株式会社 デジタルと人の調和推進部 DMOC マネージャー
小泉譲雅 ⽒
LPガス業界では、人手不足と配送員の高齢化により配送業務の効率化が急務です。アイエスジーでデータ利活用によるDX化を推進する小泉氏は、自社の状況について以下のように語ります。
「当社の配送員さんはベテランの方が多く、作業面でもお客さまに安心いただいています。しかしながら、配送員さんの高齢化も進んでおります。
ベテラン配送員さんの”勘”と”経験”に頼る属人化した業務のままでは、配送員さんの交代があった際にこれまでのような安心したサービスをお客さまにお届けできなくなってしまうのではないかという危機感がありました」(小泉氏)
ベテラン配送員の”勘”と”経験”に頼ったオペレーションは、主に2つに分けることができるそうです。1点目は、お客さま先にあとどれくらいLPガスが残っているかを予測する「残量予測」です。
八街配送センターで充填工場や配送員の管理を担当している石毛氏は、「残量予測」の現状についてこう語ります。
「これまで当社では、LPガスの残量を、お客さまの過去の1日あたりのガス利用実績の最大値に基づいて予測していました。これはガス切れを避けるための処置ではありますが、実際にお客さま先にお伺いすると、まだガスが残っていて検針だけをして帰ってくるということも多く、非効率でした」(石毛氏)
2点目は、配送順序やルートを計画する「配送計画作成」です。
「配送計画を作成する時間は、ベテランといえども毎日30分以上は要している状況です。さまざまな情報をインプットして、配送の効率とガス切れを起こさないように配送する計画を作ることは簡単ではありません」(小泉氏)
業務ノウハウが属人化してしまっているという課題への解決策として、アイエスジーはLPガスの「残量予測」および「配送計画作成」をAIで代替するサービス「Routify」を2022年6月から導入しました。
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